北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

MENU

週末は熱馴化を狙って行きたい

この酷暑の中レースの皆様お疲れ様でした!! 完走するだけで頭が下がります。。。

今日は未だに咳は出続けるものの体のだるさは解消したので、様子見程度に軽く10 kmだけjog。

流石に週末2日間ランオフというのもアレだし。。。

<練習内容>

不整地jog 10 km, 52'44, Ave. 5'16

f:id:beer_beer:20170521201736p:plain

f:id:beer_beer:20170521201744p:plain

体調は整わないものの、柴又に向けた準備をしていかねばならない!ってことで、週末は出来るだけ日の高い時間帯に走る事にする。(と言っても今日と来週だけですが)

自分が暑さに弱いってことは分かりきっていますが、その一方で昨年の東根ハーフのように30℃を越えるようなレースでもしっかり対策出来れば普段と遜色なく走れることも分かっているので、レース前に出来る準備はあらゆることをしておきたいです。

そんなこんなでお昼前に出走。街頭の温度計は既に30℃の表示…病み上がりで走ってよかったのか?と思いつつスタート。

ランオフしていたので脚も体も軽く、体調がすぐれない割りにスピードは出る感じ。Eペース維持は出来そうな手応えだったので、体の感覚に任せてスイスイと。

6 kmくらいまでは快調に走れていたものの、それ以降は流石に息遣いが徐々に悪くなり徐々にペースダウン。暑さもあったし、無理しない方向でアレしました。帰ってからデータを見ると、普段よりも心拍は10程高めなのを見ると、やはりまだ本調子では無いってことですね。

明日も体調が戻っていれば、設定緩めの閾値走を1本やっておこうと思います。

-----------------------------------------------------

仙台ハーフのオールスポーツの写真が公開されたけど、終盤の写真しかない…

f:id:beer_beer:20170521201422p:plain

今までのゴールの写真の中では一番良く撮れている印象。実物の5割り増しくらい(笑)

【そして柴又へ・・・】仙台国際ハーフマラソン(その④:レース後と総括)

昨日から見事に風邪の症状。鼻水・咳・だるさでひーこら言いながら仕事してました。先週の疲れが出てきたか…日曜日もずぶ濡れのレースだったし(哀)

そんなこんなで一日遅れのレポ完結編。

レースレポ:仙台国際ハーフマラソン2017

・レース後

フィニッシャータオルを受け取り、まず完走証の受け取り。ここで正式タイムでも1:29'53としっかり90分をネットで切っているのを確認して、心の中でガッツポーズ。

走っている最中は気にならなかったものの、全身ずぶ濡れで凍えそうなので荷物を受け取ってそそくさと着替え。いつもは使わない更衣室は大混雑でした。

レース後にMacRunさん、ICHIZOさんと会場のフードコートで待ち合わせしていたので、貰ったバナナなど食べて栄養補給しながら待機。程なくMacRunさんがいらっしゃって、まず1杯目の乾杯!(カメラを出しそびれたので、写真はMacRunさんのブログから)

macrun.hatenablog.com

やり遂げた後のビールは寒かろうが最高なのです。大幅なPB更新あらためておめでとうございます!!

しばらくしてから、無事ICHIZOさんとも合流。再び3人揃って乾杯!(2杯目)

ichizo.hatenablog.com

・仙台のコースは応援を含めて素晴らしい。

・是非来年も走りたい。

・次は3人共北海道マラソンですねー。

などなどという話をしつつ、札幌での再開を誓ってお開き。お二方、楽しい時間をありがとうございました!

 

・総括

f:id:beer_beer:20170517154812p:plain

f:id:beer_beer:20170517154822p:plain

レース前は95分切りが現実的な目標だろうと思っていましたが、幾つかの要因に助けられて90分カットというそこそこのタイムで走ることが出来ました。

・雨による低い気温

去年は暑さで轟沈したのに対して、今年は雨中の肌寒い中のレース。道中明らかに体力の持ちが違うな?と思いながら走っていましたが、気温が一番の要因でしょう。ある程度熱馴化した後だったので、涼しい中走れたのは快適としか言いようがなかったです。

・珍しい無風状態

仙台にお住まいの方は承知しておられると思いますが、風の吹かない日が無いくらい仙台は風が強いです。ただ、この日は珍しく無風状態に近く、雨に濡れても風で冷やされすぎず、筋肉の硬直まで行きませんでした。ここ2レースは風にもやられていたので、メンタル的にも非常に楽だったのは間違いないです。

・あまり渋滞に引っかからなかった

去年の感じだと入りの2 kmはキロ5くらいになるかなーと思っていましたが、早めに整列したのが功を奏して割とすんなり巡航ペースに持っていけました。ギリギリ90分を切れたってタイムだったので、ここで引っかからなかったのが結果的に大きかったです。

・多忙による強制ランオフ

これは良し悪しですが、勤続疲労が溜まっていた脚にはかなり効果的に作用したと思います。実際脚はめっちゃ軽かったです(笑)

・地元のレース

6年半住んだだけで地元って言うのもアレですが、良く知った道、良く知ったコースを走れるアドバンテージはしっかり生かせたと思います。去年走ってポイントを掴めていたのも大きかった。

・ニューレースシューズの効果

シューズ円陣の写真を見て、おや?と思った方がいるかもいないかもですが(笑)新レースシューズを投入しました。10 kmしか試走してませんでしたが、レースでのフィーリングも良かったので、今シーズンはこれで行く予定です。また記事にします。

 

レース前は来年はどうしようかなーと思ったりもしていましたが、やはり素晴らしいコースに素晴らしい応援の中走れる機会は中々無いので、来年もエントリーすることになると思います(来年は陸連登録枠ですね)。

そして、仙台ハーフが終わると今春最大目標の柴又100K(60 kmの部)。もう走り込み期は終わっているので、レースに向けてしっかりコンディションを整えたいと思います!!

以上全4回のレポにお付き合い頂きありがとうございました!

【その7秒を削り出せ!】仙台国際ハーフマラソン(その③:10 km~ゴール)

昨日に引き続き、今日はゴールまで!

レースレポ:仙台国際ハーフマラソン2017

・10 km~15 km (4'02-4'15-4'07-4'13-4'15:20:52)

10 kmを過ぎると、これまで来たコースをスタート地点まで一旦戻る道のり。去年はこの辺りでQちゃんとハイタッチしたなーとか思い返していると、案の定スタッフの方が"この先100 m先中央に高橋尚子さんが立っています"の案内を出してました。

この案内を見てバラバラに走っていた周囲のランナーが左右に分かれて綺麗に整列(笑)素晴らしい連携でした。"良いフォーム良いフォーム!"との声援を頂きQちゃんとハイタッチ! この区間がこの日の最速で、4'02で走れていました。昨年は暑さでこの辺からジリジリとやられていったなーと思うと、この日の走りはまだまだ余力十分!

行きは緩い登りだった新寺通りも、戻りは緩い下り。スピードは維持しつつ出来るだけ体力をセーブする走りを心掛ける。大体この辺りを一緒に走っていた人達とゴールまでご一緒した感じでしたかねー。

新寺通りから宮城野原駅方面に進み、ぐるっと回りこんで再びスタート地点を通過。うっすら聞こえるアナウンスではトップ選手はもうゴールした模様。。。次々とゴール地点に向かうトップランナーを対向車線に見つめながら、一旦ゴールから遠ざかるように再度新寺通りへ。ここで丁度15 km通過で、この5 kmも20'52とそこそこのラップ。この時点での余力を考えると、十分最後まで4'15で押していけるはず…と思っていましたが、まずはこの後に待ち構える難所を越えてから!って感じでした。

・15 km~20 km (4'20-4'13-4'10-4'10-4'20:21'13)

いよいよポイントとなる15 km過ぎの陸橋に差し掛かる。とは言いつつも、まだまだ体力的な余裕はあるので、スピードの落ちを最小限にして一気に駆け上がる。出来るだけ今までの走りのリズムを維持したまま、下りも息を整えながら。流石にこの1 kmは4'20かかってしまったものの、16 km過ぎでの残り5 kmの通過タイムが1:08'40前後。残りを4'15ペースを維持できれば何とか90分カットは行けそうだ!!と改めて奮起。

残り距離と余力を考えつつ、走りを切り替えて最後まで攻める走りに。去年は軽い熱中症気味でボロボロになりながらこの辺を走っていたけど、今年は一味違うぞ!とばかりに(笑)

まだかまだかと去年は思っていた卸町の折り返しも今年はあっという間に到達。流石に余力は少なくなってきて、定点カメラに手を振る余裕は無かったけど…。この辺りもスライド区間だったので、18 km過ぎまで4'10ペースを維持して走っていると、反対車線からMacRunさんが走ってくるのが見える! 自分との距離を考えても明らかに2時間9分ペースでは無さそう(笑) "ナイスラン!行けるよー!!"と残りの距離を健闘を祈りつつ大声で呼びかけて、自分も残り短い距離に集中する。

いよいよ最後の難関となる復路の陸橋。流石に15 km過ぎで通過した時に比べて疲労は色濃く、登っていてもぐぐっとペースが落ちるのが体感できる。それでも力を振り絞って、陸橋を登り切ったところで20 kmの通過。もはや時計は見ずに、1秒でも早くゴールへ!という気持ちでした。

・20 km~ゴール (4'17-1'15:6'32)

20 kmを過ぎて最後の1.0975 km。陸橋の登り降りもあって、流石に脚も呼吸も一杯一杯。タイムのことは頭の片隅にあるものの、とにかく今のペースを維持すれば行ける!という謎の確信のもと走っていました。車道から競技場の敷地内に入り、競技場に入ったところで時計を確認すると、1:28'55。ゴールまでは目測でおおよそ300 m程だったので、300 mを60秒で走れるか?と思いつつも、トラックの内側では小雨にも関わらず川内選手がダウンjogしながら"あと少し!頑張って!!"と声援を掛けていて、何が何でも90分切ってやる!!という気持ちでラストスパート!

ゴールで手元の時計を止めると、1:29'54!(公式タイムは1:29'53) 昨年轟沈した借りを見事返せました!! 一応1月のハイテクハーフに続いて2度目の90分カットで、セカンドベスト更新という結果と相成りました。

f:id:beer_beer:20170517165450p:plain

ランナーズアップデートだと、どの区間も10秒くらいズレてますね。。。市街地なので多少は仕方ないですが、最後は結構焦りました(笑)

明日はゴール後の諸々と総括を書いて〆ます!

【疑心暗鬼の前半戦】仙台国際ハーフマラソン(その②:スタート~10 km)

今日は体の状態確認のための不整地でjog 10 km。

<練習内容>

不整地jog 10 km, 51'21, Ave. 5'08

f:id:beer_beer:20170516174920p:plain

f:id:beer_beer:20170516174928p:plain

腿周りの疲労感はまだ残っていますが、他の部分は問題無さそうで一安心。週末からポイント練習は再開できるかな?

ということで、レポの続き。今日はスタートから!

レースレポ:仙台国際ハーフマラソン2017

・スタート~5 km (4'31-4'21-4'07-4'13-4'11:21'23)

10:05にいよいよ号砲。ポンチョは直前に脱いで、手に持った状態でスタートしました。昨年よりも早く整列したお陰か、スタートロスは34秒。渋滞は相変わらずだったものの、キロ5を覚悟していた身としては意外とすんなり進むなーと思いながら走っていました。

レース前にMacrunさんのブログにもコメントしましたが、個人的なポイントとして、

・スタートから2 kmくらいの渋滞を如何に我慢するか。

・5 km, 15 km, 20 kmの坂でリズムを保てるか。

・卸町(16 km以降)の中々来ない折り返しで心を折られないこと。

上記3点がこのレース攻略のポイントだと思っています。

スタート直後は渋滞に加えて緩い登りなので、思ったようにスピードが出せないため、ここを如何に上手くやり過ごせるかで後半の消耗度が変わってきます。

昨年よりも割とサクサク前をパスしていって、4'31、4'21と我慢しつつ出来るだけ巡航ペースに持って行くべく。JRの高架をくぐるとコースが一気に広くなるので、ここでようやく自分のペースで走れるようになります。

3 km目はちょっと飛ばし過ぎか?と思うも4'07。とりあえずいつものように行けるところまで行ってみよう!という気概で突き進む。結果的にある程度強気で行ったのが正解でした。

4 km手前の給水所でようやくポンチョをパージして一口だけ給水。雨中のレースとは言え、流石に走っていると暑い…。この辺りは市内中心部ということもあり、雨にも関わらず沿道の応援が凄かったです。(基本的にレース通じて途切れることはないんですが)

青葉通を大橋方面に進み、大橋を渡るところで5 km通過。スタート時の渋滞が有りつつも、ここまでは21'23とそこそこの出だし。

・5 km~10 km (4'18-4'13-4'07-4'06-4'11:20'55)

いづれも距離はそうでもないものの、大橋の直前はハッキリとした下りで、橋は自体は平坦。その後国際センターの横を通る時はハッキリとした登りというコース。この辺りは仙台在住時に高い確率で走っていたコースの一部なので、下りの慣性を利用して登りを淡々と駆け上がる。去年と同じく伊達武将隊が櫓の方に立っていたけど、このタイム域のランナーは殆ど駆け寄らず(笑)まあ、仕方ないよね。。。

川内から仲の瀬橋に向かう辺りで一息ついて、6 km通過が4'18。この辺りで今日は4'15付近で巡航できるんじゃ?と頭をよぎるも、まだまだ半信半疑。

その後西公園通を北上する辺りでいよいよスライド区間。去年はトップが行ってしまってから到達したので見れずじまいだったけど、今年はどうか!!・・・と思いましたが、やっぱりトップ選手は通過した後でした(哀)

ちょっとがっくりしつつも、この先の定禅寺通りがある意味このレースのハイライトということもあって、しっかり気を抜かずに進行。この日はとにかくしっかり前傾姿勢を維持することを意識して走りました。

この時期の定禅寺通りの欅並木の青葉は本当に素晴らしい・・・。

f:id:beer_beer:20170516182337j:plain

(レース前日の風景)

中央部分にすずめ踊りや花笠踊りなどの舞子さんが踊っている横を颯爽と駆け抜ける。いやー、本当に気持ち良い。怪我や仕事で鬱々としていた気分が吹き飛びました!

いつもの様に折り返しの定点カメラに大きく手を降ったあとの8 km目が4'07。ペースの割に息は使っていないし、脚の消耗も殆ど無い感じ。やっぱり今日は行けるんじゃ!?と思うも、まだまだ序盤戦が終わったところで疑心暗鬼。

定禅寺通りを後にして、西公園の辺りでMacRunさんとスライド!名前を呼びかけて気づいて貰う(笑) この辺りで倒れているランナーが居て(多分招待選手?)、大丈夫かなーとか考えつつ。

再び青葉通に戻ると、ここでも絶え間ない応援。ここで知り合い数名の応援を受けて、少しは良い走りをしないとなーと。個人比でもここまでのレース運びは80点くらいで、後はどこまで攻めれるかという感じでした。

七十七銀行のところを右折する辺りで10 km通過。この5 kmは20'55と完全に渋滞で作った借金も返済。ここまで4'15を切るペースでしっかり走れていて、漸くこの辺りで腹を括って今日は4'15で行ける!!と思い始めました。

というところで今日は終了。明日はゴールまで!!