北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

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【伸びしろを】30 km走から自分の走りを分析する①【見つけるために】

折角頑張って走ったので、30 km走で取れたデータを次に活かすために分析してみる。

 

まずは、必要事項のみ取り出したデータテーブルを以下に。

分割 時間 累積時間 平均ペース 平均心拍数 最大心拍数 平均ピッチ 平均歩幅
1 05:01. 05:01. 5:01 151 159 170 1.18
2 04:57. 09:58. 4:57 158 162 173 1.17
3 04:58. 14:55 4:57 158 164 174 1.16
4 04:56. 19:51 4:56 159 165 175 1.16
5 05:00. 24:51:00 5:00 159 165 176 1.14
6 04:58. 29:49:00 4:58 161 166 176 1.15
7 05:01. 34:51:00 5:01 160 163 176 1.13
8 04:57. 39:48:00 4:57 160 164 176 1.15
9 04:56. 44:43:00 4:56 161 165 177 1.14
10 04:58. 49:42:00 4:58 161 166 177 1.14
11 04:56. 54:38:00 4:56 164 168 176 1.15
12 04:55. 59:32:00 4:55 165 170 177 1.15
13 04:59. 1:04:32 4:59 165 168 177 1.13
14 04:52. 1:09:24 4:52 165 169 178 1.16
15 04:56. 1:14:19 4:56 165 168 178 1.14
16 04:49. 1:19:08 4:49 168 173 177 1.17
17 04:53. 1:24:02 4:53 167 173 178 1.15
18 04:56. 1:28:58 4:56 167 170 179 1.13
19 04:57. 1:33:54 4:57 167 171 180 1.12
20 04:51. 1:38:45 4:51 169 172 181 1.14
21 04:57. 1:43:42 4:57 169 172 181 1.12
22 04:55. 1:48:37 4:55 170 173 181 1.12
23 04:56. 1:53:33 4:56 170 174 182 1.12
24 04:51. 1:58:24 4:51 171 174 182 1.13
25 04:57. 2:03:21 4:57 171 175 182 1.11
26 04:57. 2:08:18 4:57 172 174 182 1.11
27 04:59. 2:13:16 4:59 171 175 182 1.1
28 04:55. 2:18:11 4:55 172 175 182 1.12
29 04:55. 2:23:06 4:55 173 176 183 1.11
30 04:56. 2:28:02 4:56 173 176 182 1.11
概要 2:28:02 2:28:02 4:56 165 176 178 1.14

 

今日はピッチ数とストライドについて考察してみる。

ピッチ数の経時変化は以下の通り。

f:id:beer_beer:20160620180002j:plain

ざっくり作ったピッチ数とストライドのグラフは以下に。

f:id:beer_beer:20160620185633j:plain

数字だけでなく、グラフでも見てみると3フェーズくらいに分けられる感じ。

①スタート~5 km, ②5 km~20 km, ③20 km~30 km

 

①おそらくウォームアップで十分体が動いていない状態。ピッチは175 spm以下。

私の場合大体20分くらいで調子が出てくるので、データ的にもほぼ一致。

フォームで走るというよりも脚の力で走っている区間

平均ストライドは117 cm前後。

 

②ウォームアップが済んで巡航状態。ピッチは176~180 spmの間。

普段のフォームで走れている状況で、ピッチと脚力をバランス良く使えている区間…と思いたい。

平均ストライドは115 cm前後。

 

③脚力が徐々に尽きてきてフォームで走っている状態。ピッチは180 spm以上。

脚力は巡航に最低限の力のみで、腕の力や体幹の動きで走っている区間

平均ストライドは111 cm前後。

 

走っていてキツくなり始めたハーフ前後の距離の感覚とも一致している感有り。

マラソンの距離に対応するためには、②の巡航区間の距離を伸ばしたいところ。

 

ストライドは参考値程度だろうけど、①と②は走っていても感覚的にそこまで差は感じなかったものの、③の区間では確かに脚が伸びてこない覚え有り。

上手く走りの切り替えが出来ていたとポジティブに捉えるとして、力尽きかけでも10 km前後は格好が付きそうな印象ですね。

 

この結果を見る限り、一般的に言われている"余裕を持って目標ペースで30 km走出来れば大丈夫"というのは結構合点が行く感じ。

30 kmを巡航状態で走りきれるだけの走力を確保できれば、残りの距離は何とかなるってことですねー。

 

ピッチを確保したほうが一般的には後半の落ち込みは少ないと言われているけど、実際はどうなんだろう? 練習だとこれ以上上げられる気がしないので何ともだけど。。。

 

 

とりあえずピッチとストライドの情報から読み取れた事として、

①走りの傾向は走行データに割と反映されている(走行時の感覚とも近い)。

②脚力が尽きてきても10 km前後は誤魔化せそう。

③マラソンを意識すると30 kmまでの中盤をしっかり走れる地力の強化が必須。

…果てしなく月並みな感じだけど、平均レベルまでは達したということかな?(笑)

 

次回は心拍数について考察する予定。