北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

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道マラの走行データから考える(ピッチとストライド)

いよいよお尻に火が付いて、部屋&オフィスの不要な物品を心を鬼にして処分処分!!

一人暮らしで物は溜め込まないようにしていたのに、どこからこんなにモノが溢れてくるんだ…と軽くめまいを覚えながら。

後はひたすらダンボールに詰め込むところまで何とか。

 

そういう掃除に朝から取りかかったのも、朝方の雨で走りに出れなかったから。

また台風も来ているし、穏やかだった7月の天候が嘘のようだ。

 

 

走れなかったので、気分転換に北海道マラソンの走行データをぼーっと眺める。

心拍数はまとめの時にとりあげたけど、他の数値も並べながら。

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  時間(s) 平均心拍数(bpm) 平均ピッチ(spm) 平均歩幅(cm)
平均 311 164 181 107
標準偏差 11 7 5 2

 

21km目のトイレ休憩は置いておいて、本当に淡々と走ったんだなーという印象(自分の事ながら…)。スパートした最後の.195 kmは抜きで色々計算。

 

歩幅は全体通じて10%も変わらず(最小値102 cm, 最大値111 cm)。余程ボロボロにならない限り(筋肉疲労由来?)は安定的に維持できる要素なのかも。

傾向としては30 km過ぎから105cm以下になることが殆どで、若干疲労の影響からのストライドの減少が見える。

 

平均ピッチは最小値175 spm, 最大値187 spmで、これもかなり安定。10%もピッチの上げ下げするのは意識してても難しいからね。。。

ピッチの傾向は20 km過ぎ(トイレ休憩後)から180 spm以上で安定。後半ハーフの平均だと184 spm前後かな?ストライドの微減を巧く補えている感じ。

 

心拍は以前触れたとおり、前半は渋滞すり抜けの影響で安定せず、後半ハーフは170前後で安定でした。6月の30 km走で見られた綺麗な心拍のスライドは無し。

 

ラップは5'10前後で超安定。ピッチとストライドの数字の安定感を見ればある意味納得。しっかり走れていたので、しっかりペース維持が出来たと。

 

こうして数字で見直してみると、ピッチ走法で最初っから行くのは半分正解ってところで、後半のストライド減少をさらにピッチで補う切り替えがやはり重要な感じ。

多分切り替えが巧く行かないと、ストライド減→ピッチも維持出来ず→ペース低下。

 

この時の分析でもそうだったけど、自分のギリギリのペースほど顕著にストライドは落ちてくるので、重い脚で脚の回転を意識するような練習が効くのかなーと。

 

そんな練習やってたかな?と振り返ると、閾値+jogの練習が比較的近いかも。

脚や体を高強度である程度追い込んでから、短くはない距離(上記の場合は8 km)を低強度のjogでしっかり走る。この時体の動きをしっかり意識して、脚の力に頼らず推進力を得る。おお、結構理にかなっている感じじゃないっすか(笑)

 

マラソン通しの練習っていうのは難しいので、レースの状況を想定した練習を組み合わせて積み上げていくのがやっぱり大事ってことですかねー。やはり奥深い。