北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

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【レース回顧】つくばマラソン(その③30 km~ゴール後)

 明日は最高気温が3℃。明け方から午前中にかけて雪の予報。

・・・他の先生方には悪いけど、こういう日に講義じゃなくて良かった。。。

 

予定通り今日は体をほぐすためにゆるjog。距離は10 km程。

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走り始めはやっぱり動きが少し硬いものの、最後はほぐれてきた感じ。木枯らしが強かったけど、ペースは気にせずに終始リラックスして。

ふくらはぎの張りはまだ取れず。いつもマラソン後に残る臀部の疲労感はそんなでも無い感じかなー。どのみち今週の土日もjogでつなくので、それまでには回復するんじゃないかと。スピード練は来週からですね。

 

 

ということで、つくばマラソンのレポも最終回。

・30 km~35 km (4'47-4'49-4'48-4'50-4'52)

30 kmを越えてレースもいよいよ佳境。この辺りは比較的ゴール近くということもあってか、応援の人が大勢居て元気付けられました。

31 km過ぎではかの有名なロッキーおじさんも居て、本当に手を振るだけなんだ…と何だか可笑しくなりつつ。

事前の作戦では"30 kmまでは抑え切って、残りは余力があればペースを維持して最後まで押し切る"としていたので、残り距離に怯まずに押していく事を選択。脚もそれなりにキツくはなってきているものの、ここまでベストペースで来ていればそりゃ苦しいわー。と自分自身に突っ込みを入れながら。

32 km過ぎから最後の補給食であるショッツ(カフェイン入り)をちびちび投入。35 km手前まで時間を掛けて完飲し切りました。お昼近くになり、体感気温もそこそこ高く感じるものの、道マラの新川通に比べれば屁でもないと自分を鼓舞しつつ。実際レース中の気温は予報よりも低く、かなり良いコンディションだったように思えます。

 

この辺からタイムの貯金と残り体力との兼ね合いで、どうやって最後までまとめ切るかを考え始める。30 kmの時点でアクシデントが無い限りサブ3.5はほぼ達成出来そうな手応えだったので、ある程度安全運転で確実にサブ3.5を達成するか、最後まで攻め切ってゴールするかのせめぎ合い。

結論が出ないまま35 kmを通過。

 

・35 km~40 km (4'53-4'52-4'54-4'58-4'51)

ラスト7 kmで大学構内へ至る道。

体力は若干の余裕があるものの、脚の残りは最後まで持つかどうか微妙な感じ。

何だか北海道マラソンと似たような展開だなーとここでふと思い始めて、道マラではサブ4のために終始安全運転で確かに良かったけど、それをまた繰り返すの?と。

自分にとって道マラはある意味それまでの練習の"答え合わせ"的な感じで、故に安全にサブ4で"正解"だったのです。

 

でも、今日のつくばマラソンは"答え合わせ"に来ているんじゃなくて、"勝負"するんだったんだ。

"勝負"を投げてしまったら、顔も知らない私のためにブログを通じて応援コメントを下さった方や様々な理由で走れなかった方に、たとえサブ3.5を達成したとしても顔向けできないなーとここで思い返して、とにかく最後まで自分のベストを尽くそうと決意。

そう意思を固めた後に、レース前に頂いたコメントを思い出しているとちょっと感極まってしまいました。レース最中なのに。。。

 

36.5 kmのエイドからウィダーインゼリーを取って、最後のエネルギー補給。ここからは時計を見ずに自分の感覚でゴールまで行く事に。

38 km過ぎの急坂も気合を入れ直して、出していけるギリギリまでピッチを上げて乗り切りました。脚が終わりつつあるので、余力のある体力で最後はカバーすべく。

 

・40 km~ゴール (4'57-4'54-1'57)

大学構内に戻ってきて、ゴールも目前。

40 km手前の折り返し地点を過ぎて走っていても、反対車線は皆一杯一杯の様子。そりゃここまで来れば苦しくない人なんて居ないよなーとか考えながら、同じく一杯一杯の自分の気を紛らわしながら、一歩一歩着実にゴールへ。

最後の最後で陸橋を越えるための急坂に苦戦しつつも勢いで乗り越え、いちょうの落ち葉に脚を取られそうになりながらもゴール地点の陸上競技場に。

 

いつもだったら手ぬぐいとサングラスは外してゴールするんだけど、ゴールゲートが視界に入った瞬間にまた涙ぐんできてしまい、そのままゴール。

手元のガーミンでは3:26:29を指していて、最後まで勝負に徹してのサブ3.5達成となりました。

 

・ゴール後

ゴールした後は放心状態で、何となく人の流れに乗って飲み物→記録証→その他諸々を貰って手荷物を受け取りに。

手荷物を受け取って、芝生に腰を下ろして記録証を見返して、本当にサブ3.5達成したんだ…という実感が徐々に湧いてきました。

着替えを済ませてプロテインを飲んだり小休止しているとお腹が空いてきたので、会場の出店を物色。

 

とりあえずの生と。(今回は飲む前に撮ったぞ!)

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胃にやさしく量が多そうだった野菜うどんで祝杯をあげることに。

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お腹は空いていたものの、いざ食べだすと内臓のダメージのせいかあまり受け付けない→ビールを飲むと直る→またうどんを食べて受け付けなくなる→ビール飲む→…の繰り返しでした(笑) 普通受け付けないのはアルコールの方じゃ…。

歩いてつくば駅までたどり着ける自信が無かったので、帰りはシャトルバスで研究学園まで。時間は掛かりましたが、座って移動出来て良かったー。

 

最後にシャトルバスに乗る前に撮ったゴールの写真を。また来年も?

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そんな感じでつくばマラソンのレポートは終了となります。

次走の奈良マラソンが私のフルマラソンデビューレースということもあって、このつくばマラソンフルマラソン参戦一年目の集大成の位置づけでした。

そういう状況で、有言実行でサブ3.5を達成出来たことを嬉しく思うと同時に、皆さんの応援の有り難さを強く感じたレースでした。本当にいつもありがとうございます。顔は思い浮かべられないので、アイコンを思い浮かべてました(笑)

 

明日は走行データの分析と総括をして〆の予定ですー。