北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

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【レース回顧】奈良マラソン(その②スタート~中間点)

さて、レースレポの続き。昨日はスタートにたどり着けなかった…今日は中間点まで。

 

皆さん待望の例のアレがごいさん(id:goisan)のブログにアップされましたので、下記から是非ご確認下さい(笑) 改めましてごいさん、ありがとうございました!!

goisan.hatenablog.com

 

1 km毎のラップは手元のガーミン、5 kmは公式のものなので、ズレはご了承下さい。

・スタート~5 km (5'07, 4'43, 4'49, 4'45, 4'49: 区間ラップ24:28)

スタート時の気温は肌寒く感じる程度で、風はほぼ無風。空気も程よく乾燥していて、絶好の気象コンディション。装備は予告通り、つくば時の装備+アームカバー&カーフタイツ&手袋。後述しますが、この装備で大正解でした。

スタートロスは1分32秒。今回はファンランなので、多少のロスは関係ないやー。とこの時点では思ってました。

Cブロックとは言え、周りの巡航ペースはゆっくり目。30 kmまではサブ3.5ペースで行く予定だったので、歩道側からしっかりパスしていって最初の1 kmは5'07。下っている割には遅い入りだけど、致し方なし。2 kmを過ぎて走路が広くなるまでは我慢しつつ出来る限りペース維持。

 

阪奈道路に入ると道幅がぐっと広がってだいぶ走りやすくなる。歩道寄りに進路を取って、出来るだけ応援の人とハイタッチしながら進む。

今回はつくばの反省?も踏まえて、ゴールまでに100人以上とのハイタッチが第一の目標。第二の目標として、応援して下さる人に"ありがとう"とちゃんと挨拶! これは出来る限りやることに。

 

4 km過ぎの平城京跡で奈良時代の衣装を着た高校生達ともハイタッチ! ついでに沢山並んでいるゆるキャラ達とも(笑) こういう特色ある試みは良いっすね。

直後の折り返しの辺りで丁度5 km。下り基調だったので、設定ペース(24:50)よりも多少貯金。

 

・5 km~10 km (4'46, 4'49, 4'50, 4'59, 5'03: 区間ラップ24:35)

折り返して奈良公園方面にひた進む。高度差図では平坦に見えるけど、実際にはうねるように登り下りしていて体感ペースはまちまち。10 kmまでは体が温まっていないせいか、呼吸と動きが噛み合っていなくて"今日は調子がイマイチだなー"とか思っていました。

それでもスライド区間なので、対面の人を眺めながら走っているとあっという間に距離は過ぎてゆく。

仮装しているランナーも沢山いて、目立ったのはトランスフォーマーバンブルビーコンボイの2人組(効果音を鳴らしながらで無茶苦茶目立っていた)、大仏様の2人組(ブログ村の人だった…)、無茶苦茶早い鬼太郎などなど。

そうやって走っていると、前から奇声をあげながら走ってくる人が…あ、有森さんだ。

ギリギリ間に合ってハイタッチ! こんなタイミングで来るとは思っていなかったので、完全に不意打ちでした(笑)

 

10 kmのランナーとも合流して、気がついたら奈良公園の登り。鹿を横目に見ながら、グイグイと坂を登ってゆく。

今回の坂の攻略法としては、登りは頑張り、下りは脱力してが基本。書くまでも無いって?(笑) もっとも、この坂は前座に過ぎませんが…。

登りは気持ち前傾姿勢で、腕振りの重心を高くして、平地のリズムを崩さないように。

坂を登り切った辺りで10 km。登り区間は流石に設定落ちしているものの、全体としてはまだまだ貯金中。。。

 

・10 km~15 km (4'49, 4'41, 4'44, 4'43, 4'55: 区間ラップ23:55)

賑やかだった阪奈道路と10 kmのランナーとも別れを告げ、天理方面へと南下。

この5 kmはさっき登った分全体的に下り基調で、快調に駆け抜ける。

コース的には住宅街の中を走る形なので、この辺りも沿道には応援が絶えない。

延々と歩道側を走り続けてハイタッチを継続。数えてないけど、大体この辺りで100人は超えたんじゃないだろうか? それくらい人出も多かったし、応援も熱かった。

 

つくばでは気分良く走ってオーバーペースにならないように延々と時計とにらめっこしていた時間帯があったけど、今回は殆ど時計を見ずに体感ペースで進行しました。

下り基調のコースとハイタッチしながら自分のテンションも上がってきて、この区間は非常に気分良く進めました。あっと言う間の5 km。違和感のあった呼吸と動きの噛み合いも殆ど感じなくなっていました。

 

15 kmが近づくと、そろそろ白川の峠越えか…と思うと同時に、去年はこの辺までしかサブ4ペースで走れなかったんだよなーと思い返す。この1年の成長もひしひしと感じながら、まだまだ先は長いと一つ気合を入れ直して15 km終了。下りなのもあって、前半では最も早い区間ラップになりました。

 

・15 km~20 km (4'53, 5'02, 4'55, 5'15, 4'35: 区間ラップ24:53)

15 kmを過ぎると、人家も急に少なくなって田園風景が眼前に広がる。ここからは18 km過ぎまで延々と緩急ある登り。

10 km過ぎ辺りからブシニャンの仮装のお兄さんと延々と並走していたのもあって、その声援のおこぼれを貰いつつ。

この辺りの風景は何とも雰囲気があっていい感じ。ただ、穏やかという感じじゃなくて、気品があるというか何というか。

 

16 km辺りでエネルギー補給のため、ワンセコンドを一口。確かにショッツやメダリストに比べるとエネルギー!って感じはしないけど、酸味が強くてリフレッシュ出来ました。他にエイドのチョコを1片囓って、前半の勝負どころに備える。

この区間の名所と言えば、何と言っても16 km過ぎの今ノ葉清志郎さん。(写真はググって下さい)。ある意味奈良マラソンの一番の名物かも。(あとは、13 km辺りのロックンロールおじさんかな?)当然ハイタッチをして、元気を貰う! 今年もありがとう!

 

いよいよ白川の峠超え。周りが登りでペースを落とす中、グイグイと登ってゆく。

確かに傾斜はキツイものの、散々仙台で走っていた青葉山の登りに比べれば幾分マシなのです。あと、急坂を登る時はお尻で登るのがコツ。大事な事なのでもう一回。お尻で登るのがコツ

冗談じゃなくてちゃんと理由があって、脚先で蹴っても上には進まず脚が削られるだけなので、体幹に近い大きい筋肉を使うことで消耗を抑えつつ推進力が得られると。

 

ここで10 km近く並走したブシニャンを引き離して、前半の難所をクリア!

峠を登りきると同時に急に冷え込む感覚。実際山中の体感気温はかなり低く、思わず寒っと声に出してしまう程でした。防寒仕様で正解だったー!

ようやくここで空いている男子用トイレを発見したので、急いでピットイン。今回のロスタイムは20秒程度でした(18 km~19 kmの間)。

登りをやり過ごせば、次は当然下り。ここから天理に向かって急降下。

 

中間点の手元のラップは1:42:58。あれ?つくばの時より早い?とちょっと面食らいながら。いつもはやっと中間点か…という感じですが、今回はもう中間点!?って感じで余裕度が全く違いました。

 

そして予定外?の後半戦へ…。明日へ続く。