北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

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板橋Cityマラソンの総括と柴又に向けて

今日はガーミンのデータを見ながら客観的に振り返り。

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まず目につくのは心拍の高さ。

今期PBの奈良の時は心拍数が160を初めて超えたのが15 km過ぎてからと考えると、スタート直後に170超えていたら最後まで持つ訳が無い…気温の高さも影響しただろうけど、速報にも書いた通りマラソンを走れるコンディションじゃ無かったんだろうなーと。ランオフによる心肺能力の低下が深刻だったってことですね。

疲労の蓄積を恐れて、出張帰りからは保守的な調整に終始してしまったけど、もう1本追い込むメニューをやっておけば多少は違ったかも。

 

逆にピッチはしっかりハイピッチの走りが出来ていて、折り返しからは190 spm弱と、向かい風に立ち向かうべく走りの切り替え自体は出来ていたようです。この部分は失敗レースの中にあって数少ない収穫ですね。

 

と考えると、純粋な敗因は調整失敗による突っ込み過ぎ。4'40なら余裕を持って走れるだろうとタカをくくっていましたが、それすらも困難だったと。

練習では4'30を切るペースで30 kmまでは行けていたので、欲が出てしまったのは仕方ない部分もありますが、1週間のランオフでここまで心肺能力が落ちるのは完全に想定外でした。

加えて、季節の変わり目の気温上昇による脱水の影響も多分にあったかと。

昨年の仙台ハーフ時の熱中症までは行きませんでしたが、体内の水分の枯渇感と、それに伴う筋肉の不具合。ああいう痺れる感じが出たのはレースでは初めてのことだったので、それまでの対処も含めて考える必要があるかなと。

暑さに関しては道マラや東根など30℃近くでレースを走った経験が何度もあるので、対処法に関してはそれなりに分かっているつもりでしたが、レースは水物ってことを改めて思い知らされました。

1月の館山も沈みましたが、あの時はコンディション自体は悪くなく、胃腸がやられたという一点だけだったので、気力・気持ちの面で最後まで走り切ることが出来ました。一方で、今回はコンディション不良と脱水による臀部の痺れで気力が持たず。不向きな気象条件ではありましたが、体調が整っていればここまで情けない走りにはならなかったんじゃないかと思います。

 

3週前の30 km走の手応えからすると、どんなに調子が悪くても3:20は切れるだろうと思っていたので、この結果と自分自身に正直失望していますが、こういう悪条件を跳ね返せるだけの走力が無かったのもまた事実。来シーズンにむけてまた出直しです。

 

フルマラソンは8月の北海道マラソンまでお預けなので、その前の勝負レースは6月の柴又60 kmの予定です。その前のハーフ2走は90分切れれば良いなーくらいで(笑)

今回のレースでも痛いほど思い知らされましたが、長距離耐性を付けることが来シーズンへの課題だと思っているので、6月まではしっかり時間を作って長い距離の走り込みを徹底的に。幸い前期は担当する講義が無いので、朝消耗しても大丈夫?なのが救い。平日のjogも最低15 km、出来ればハーフくらいまでは伸ばしたい。

土曜のポイント練も暫くは閾値走+ペーランとして、高強度+中&低強度の組み合わせで疲労しても動ける体を目指す。

そんな感じで1回の走行距離を増やす方向でしばらくは攻めてみたいと思います。柴又に特化したポイント練習に関してはまた後日書くかも。