北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

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私的不整地走の目的と効果

昨日の記事でしろくまさんから不整地走に関するコメントを頂いたので、簡単にではありますが不整地で走ることをおススメする理由を挙げてみたいと思います!

・何故ロードで無く不整地?

理由は幾つか考えられて、

①脚部への負担軽減(堅い路面ではなく柔らかい地面を走る)

②フォームの改善(蹴って推進力を得るのでなく、全身の動きで推進力を得る)

③脚部の筋力強化(綺麗でない路面を走るため)

の3つが大きな目的・効果かなーと思っています。

 

脚部への負担軽減(堅い路面ではなく柔らかい地面を走る)

何故不整地走をするかと考えると、私はこの目的が一番に来ます。

アスファルトの路面は反発を得やすい反面、その分脚部に大きな負担が掛かるため、結果としてオーバーユースや関節の痛み、足底筋膜炎などを起こしやすくなります。

一方で、不整地は未舗装路であるため、路面からの反発が少なく、脚部への負担が舗装路を走る場合に比べて小さくなります。

よって、不整地を走ることで故障のリスクを減らすことが出来、脚への負担が少ない分距離を踏むことも出来るという算段です。

 

②フォームの改善(蹴って推進力を得るのでなく、全身の動きで推進力を得る)

①にも書いたように、路面からの反発が得づらいのが不整地の特徴。そのため、良いフォームで走れなければ中々体が前に進まないのが実際のところです。

私の場合だと、舗装路と不整地を同じ感覚でjogするとキロ当たり10秒前後変わってきます。ところが、不整地走を練習に取り入れ始めた当初はキロ当たり30秒近く違いました。

路面の上っ面を蹴るフォームでは不整地では前に進まず、結果的に体幹に近い筋肉を使って、全身で推進力を生み出すようなフォームで走れるようになってくると、不整地でも舗装路とあまり変わらない感覚で走れるようになりました。

という感じで、ふくらはぎの筋力に頼らないフォーム作りにも寄与するかと。

 

③脚部の筋力強化(綺麗でない路面を走るため)

ほぼまっ平らな舗装路と違って、不整地は細かいでこぼこやら傾斜があったりします。そういう場所を走ることで、いつも使っている筋肉とは違う部分に刺激が入り、結果的に脚の筋肉全体の強化につながると。

 

そんなところが不整地走の目的と効果かなーと思います。

短い時間/距離でもある程度の練習効果が見込めると思うので、お住まいの近くに走れそうな場所があればLet's try!!