北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

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腹筋/体幹強化の効果を感じる瞬間

昨夏はそこまでスピード偏重の練習を組んでこなかったのでアレでしたが、最近スピード練習を集中的にやっていると特に腹筋/体幹強化の効果を感じる瞬間が度々あります。

基本的に腹筋/体幹強化の意味合いは走行時の姿勢安定がメインだと思いますが、どこまでその恩恵があるのか?っていうのは通常の練習では感じづらい(少なくとも私は)と思います。(陸上部あるあるとして街中のjogではガラスに映る姿でフォームチェックというのがありますが、公園やトラックでは難しい)

・そもそも何故腹筋強化の必要があるか

人体の仕組みとして腹筋力よりも背筋力が強い(傾向にある)ため、姿勢が乱れると体が反る=顎が上がるという一般的に悪いフォーム(=ブレーキをかける走り)になるため、しっかり上体を抑え込めるかが重要。

姿勢制御の重要な点は余力が無くなってからのフォームの乱れの防止であるため、ある程度追い込まれている状態でどこまで姿勢をキープ出来ているかが重要。そうなると動きが乱れやすく容易に追い込めるスピード練で、特に効果が見えやすいと感じています。

・WSを含むスピード練でのフォームチェック

上記の理由からスピード練はフォームが崩れやすいんですが、しっかり腹筋/体幹強化をやり始めると明らかに姿勢制御出来ているなーと感じる瞬間が多いです。WSだと脚の動きに意識が集中しがちですが、上体の動きもたまには意識してみると良いかもしれません。あとは1000 mの後半も疲れて体が反ってきやすいので、その辺も動きの改善が感じられやすいかも。

・腹筋/体幹強化の良いこと

バテても姿勢が崩れないので、スピード維持が比較的容易になります。日曜日の閾値走で感覚的にバテていても巡航速度が落ちなかったのは、その辺りの効果だと思います。

それなりの結果がレースで出た時も最後まで余力を持ち続けられた場合が多いので、そういう意味合いでも崩れない体を作り上げるのは重要かなーと思いました。今は朝:腹筋ローラー、夜:レッグレイズのメニューですが、もう一種目くらい加えたいところです。