武蔵野市民のランニング備忘録

元仙台市在住の酒好き/駆け出し大学教員がランニングについて書くブログ。いつの間にやらサブ3:15ランナーに。

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福岡国際優勝のモーエン選手のトレーニング理論

LetsRun.comをつらつらと読んでいると、福岡国際で優勝したモーエン選手のトレーニング方法についての記事があったので熟読。書いてあったのは、福岡国際前に臨んだバレンシアハーフマラソン前のトレーニング過程について。

Norwegian runner Sondre Moen 59:47 in Valencia half. 3rd best half by a non-african ever

日本語訳して下さっているブログがあったので、そちらへのリンクは以下に。

ソンドレ・モーエンのトレーニングその①【ハーフ59:48】letsruncomjapan.wordpress.com

詳しい内容は上記リンクから辿って貰うとして、記事を読んだ雑感として、

・ポイント練習としてのロング走の回数/頻度は少なめ

・ショートインターバルは殆ど無く、2000 m近くのロングインターバルが基本。

・ファルトレクや峠走を含む起伏走も頻度高し。

トラックからハーフマラソンへの転線の時期ということもあるけど、ロング走はポイント練習としては強度が低めなのかなーと。やっぱりLT値を引き上げるようなトレーニングが中心になるのは理解できるところ。

意外だったのが、ファルトレクを定期的に入れている辺り。これはトレーニングコーチのカノーバさんの方針のようで、マシンでのトレーニングでは無く動きの中のトレーニングを重視するみたいです(オレゴンプロジェクトの補強運動でもそういう事をしているという記事を以前読んだことがあります)。

印象的だったのは、カノーバさんの以下のコメント。

Today, the activity of the best runners lasts all the year, and the most significative choice is to maintain a high level of intensity in training during all the seasonal periods.

This choice brings the athletes to two different situations :

a) Under organic point of view, they continue to grow for several years in their career, of course if are able to have continuity in training and the right dosage of quantity and intensity. Don't forget that training is the answer of the body to some stimulus, and stimuli can be in two direction only (extension and intensity). Compared with the past, the methodological goal in the modern training is to INCREASE THE VOLUME OF INTENSITY during a full career (not the volume at low intensity, and not high intensity with little volume).

b) Under the point of view of the body structure, we have more consumption, but at the same time more adaptation to high level of intensity, and this goes to reduce the possibility of injuries (on the contrary of what people normally think), because injuries deriving from training (so, not connected with accidents) are more frequent when there is high intensity without right preparation (so, we have a stairs with many stairs, very close one another, and we have to use ALL THESE STAIRS, not only some of them. Every stair is, for example, a different speed, remembering that few seconds per km at the end represent different stairs, and running at 5' or 4'50" per mile is a very big difference for the body).

訳を入れると、a)では"走力を上げ続けるためには、期間を通じて質が高いトレーニングの量を増やし続ける必要がある(量だけを増やしてもいけないし、質だけを求めてもいけない)"。b)では、"(シーズン通してトレーニングを続けることで)より強度の高いトレーニングに対して抵抗がつくため、故障の可能性を減らすことができる"。

マラソン分野では期分けのトレーニングをするリディアード式などがありますが、それとは異なる哲学でトレーニングが行われているのが見て取れます。当然市民ランナーレベルで真似できる点は多くはありませんが、トレーニング哲学などは活かせる部分はあるんじゃないかと思います。

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よくよく考えたら、はが路前にまともに練習できるとは今週だけだったので、少し心肺に刺激を入れるためにガチゆる走を。

<練習内容>

ガチゆる走12 km, 58'32, Ave, 4'53

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体重:63.6 kg(つくばから-0.5 kg)

土曜日は疾走部が3'37-3'40と2本目がヘタレてしまったので、今日はしっかり2本揃えて走るべく。装備はロンT&ランパン+ゲイターと手袋で。

土日に比べると脚の疲労感はだいぶ抜けてきた感じなので、淡々と2 kmをアップjog。そのまま1本目の疾走部へ。今日も基本的に時計は見ずに感覚だけで走るも、フォームの感じはスピードに乗れていてなかなか良さげ。ちょっと早いかな?と思いつつ、1本目は3'35。やっぱりちょっと早かった(;´∀`) 2本目はちょっと苦しいかもなーと思いながら1 km jogの間に何とか息を整えて2本目の疾走部へ。流石に土曜日ほど心肺や腹筋がはち切れそうな感じは無いものの、500 m過ぎてからはただひたすらキツい。苦しくなってから力まないように…と意識したけど、やっぱり難しいっすね。それでも3'33と何とかヘタれずにまとめ切れて満足。

残りはEペースでゆるゆるとフォームチェックしながら。今日はしっかりスピードが出せたので、明後日の閾値走をまたしっかり走って土曜日のぺーランに繋げたいですね。