北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

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【風の赴くままに】第19回ハイテクハーフマラソン(その②:11 km~ゴール)

昨日の夕方から頭がぼーっとする感じ。風邪の初期症状か!?と思うも熱感は無し。

一晩グッスリ寝たら症状は霧散したので、今日はゆるゆるとEペース jog。

<練習内容>

不整地jog 12 km, 62'15, Ave. 5'11

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いつもの時間に出走。装備はロンT&ロンタイ+薄手のウインドブレーカー+ネックウオーマーと手袋で。

日曜日のダメージは意外と少なく、軽い筋肉痛を臀部に感じるくらい。とは言いつつも、右足首には相変わらず不安があるのでソロソロとスタート。

ダメージは少なかったものの疲労はあるようで、動きは全体的に低調。それでもゆるゆると走ってしっかり汗がかけたので良かったです。

日曜日のタイムでまた練習のペースが上がってしまったので(これは明日書きます)、5'10でもEペースじゃ無くなっちゃったんだよなー。EペースがEasyじゃ無くなってゆく…(; ・`д・´)

 

さて、昨日のレポの続き。追い風で消耗した体は果たして後半戦でどうなるのか!?

レースレポ:第19回ハイテクハーフマラソン

・11 km~15 km(4'06-3'53-3'57-3'54-3'58, 19'49, Ave. 3'58)

10 kmの標識を越えて少し走った辺りで、ばんばんさん(id:sub3runners)らしきオレンジのウェアの男性とスライドするも、この辺が向かい風のピークだったので声を掛けられず。この付近はゴール直前よりフラフラ状態でした(;´Д`)

その後水門からまた坂を下った先が折り返し。スライドで前を走るランナーを見ていると、神宮24 h走で走っていたランナーの方々や他のレースでも一緒になったことがある私より持ちタイムの良い人が多々。そういう人達から若干遅れくらいで走れているのか…とちょっとテンションが上がる(笑)

待ちに待った折り返しのコーンを回ると、ようやく向かい風から開放! 追い風ってほどの風は感じないけど、精神的にだいぶ楽になったのは強く覚えています。

ここの折り返し付近は2 kmの間に坂の昇り降りが2回あるので、ちょっと心肺的に苦しいポイントですね。それ以外はど平坦なので文句は言えませんが…。

下り坂を利用して休む間もなく加速を始め、いよいよ後半戦へ。この辺からはあまり時計を見ずに体感で進んだ結果、安定してキロ4を切るくらいの巡航。ちょっと早いかも…と思いはしましたが、ペースの割に息も上がらず体は動いているので、押して行けるところまで押すことに。前半にも増して一方的に抜く展開だったので、気分的にも後押ししてくれました。

そんな感じで快調に走っていると、13 km過ぎでゲストランナーの福島和可菜さんを捉える。折角だからと女性サブ3ランナーのフォームをじっくり観察させて頂きました(決して美貌に見とれた訳じゃ…(;´∀`))。

まず、しっかり腰が支点になって脚が出ている安定した動き。かつ、ちゃんと推進力を得られる足運びになっていて、流石の走りだなーと。走るためのメカニズムがしっかりしていないとサブ3は難しいよなぁ…とフォームを見ていても感じました。

500 mくらい斜め後ろについて動きを見させて貰うも、ちょっとペースが遅かった(キロ4を若干越えるくらいの進行だった)ので、先に行かせて貰うことに。色々と勉強になりました。

15 kmまでは時折吹く横風に肝を冷やしながらも安定した走り。この5 kmはトータルでもキロ4を切る進行で、向かい風の凄さが相対的に分かりますね。。。

 

・16 km~20 km(3'58-3'59-3'59-4'02-4'04, Ave. 20'02, Ave. 4'01)

残り距離が短くなるに連れて前を走る人もどんどんまばらに。後半はほぼ単独走の展開でしたが、前を拾えなくなってくると精神的にキツいですね(;´Д`)

相変わらずキロ4を切るくらいのペースは維持できていたものの、徐々に心肺へのダメージが蓄積されていっている感じ有り。ただ、ここまで来るとあと○○分走れば終わりだ!というのが見えてくるので(笑)、何とか気持ちが切れないように踏ん張りながら。

それでも今回はハーフでは珍しく腕を時折脱力させるだけの精神的な余裕もあったりして、今までとは一味違う成長を感じる場面も時々見られました。

17 km辺りで心肺が一杯になる感じがあり、軽い吐き気を催す。ハーフはいつもこの残り数 kmが本当にシンドい…。ただ、吐き気はフルのレースで慣れた(いいのか!?)ので、気にせずに走ってゆく。

流石に若干ペースは落ちてくるも、ここまで来れば急な失速はまず無いなと感じたのが19 kmくらい。石橋を叩いて叩き割る性格なので、勝利を確信するのがいつもギリギリですね(;´∀`)

20 kmの通過は標識の場所で80'58。このまま走ると85分台? 86分台?と簡単な計算も出来ないくらいになっていましたが、とりあえずPBが出そうなのは確信。あと1.1 kmでとにかく全力を出し切ることに。

 

・21 km~ゴール(1.1 km:4'17, Ave. 3'54)

残り1 kmになると荷物預け(預けたことが無いけど)の鉄橋がほぼ目の前で、もう会場が目と鼻の先!って感じなんですよねー。ということで、あそこまで走れば終わりだ!!と最後の力を振り絞る。

ここまで来るとスパート合戦になる(笑)んだけど、まだ多少余力が残っていたのか思いの外スピードが出て、最後は少々盛り返す。尻窄みで終わらないっていうのは良いですね(*´∀`)

下流コースを走っている弟も実力通り走っていれば同じくらいのタイムになると思われるので、1秒でも早くゴールに飛び込むべく。

スタートゲートの脇を必死の形相で駆け抜け、ゴールゲート目指して一直線!!

結局何分くらいで走りきったのか分からないままゴール!!

ゴール後に手元の時計を確認すると、85'15と見事PB達成!!(グロスでは85'47) 予想だにしない大好走に自分でも驚愕でした。

と今日はここまで。明日はゴール後のお話と総括をしてレポを〆たいと思います!