北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

MENU

柴又100K挑戦に向けてチャレ富士からの学び

昨日は結局飲む前に10 km jog+WS3本。

f:id:beer_beer:20180427094244p:plain

4'40切るくらいまで上げてみましたが、まだ疲労は抜けきっていない感じ。走り終わってからのWSもしんどかった(;´Д`)

プラス未計測のキロ6くらいのjogを4 km走ったので、計14 kmのラン。ちょっと走り過ぎた感。土曜は軽めに4 km jog+1 kmの刺激入れにする予定。疲労さえ抜けてくれれば…って感じですね。

 

オールスポーツの写真が出ていたのでゴール時のを1枚だけ。

f:id:beer_beer:20180426223132p:plain

髭をそり忘れたのが目立ちますね(笑)

 

さて、柴又100Kでの100 km挑戦への前哨戦&レースシミュとして臨んだ、今回のチャレンジ富士五湖71 km。結果的に柴又で直面するであろう暑さ対策に関して有意義なシミュレーションをすることが出来ました。

・直射日光に身を晒さない

ゲイターは履きませんでしたが、それ以外はアームカバー・Buff・キャップ・サングラスと極力直射日光に身を晒す面積を小さくする努力をしました。

結果的に肩の皮が今剥けていますが(;'∀')、強烈な日光を浴びることによるダメージは最小限に抑えられたんじゃないかと思います。

特にBuffの被り方を工夫して首の後ろを守れたのは大きかったです。水を含ませて首筋を冷やすことも出来たし、柴又でも採用予定です。

・塩分&炭水化物をしっかり摂る

昨年の柴又では補給を怠って終盤苦しみましたが、それもこれも水分を摂り過ぎたせい。その原因を考えると、結局はナトリウム不足だったのでは?という結論に至りました。

今回は意識的にナトリウムを含むミネラル分を摂ってレースを進めた結果、胃腸の不調は全く無し。最後まで元気に走り切ることが出来ました。

この暑さで水分はそれなりに補給していたので、やはり意識的にスポーツドリンク&塩分を含むサプリメントを摂ることが重要だとはっきりしました。

胃腸が無事だった結果しっかり給食を摂ることも出来たので、やはりここが生命線になる予感がします。空腹感を感じた区間はあったものの、全体としてエネルギー切れを感じる場面は無かったように感じます。

あと、BCAAドリンクを持って走りましたが、アレも効いた気がします。終盤になっても筋肉の出力がそこまで落ちなかったのは自分でも驚きました。

・自制したペースメイク

予定は5'30で行けるところまでと戦前は書きましたが、レース全体では5'54ペース。GARMINのデータから走った区間の平均ペースは5'40なので、暑さとアップダウンの割にはペース維持が出来たと思います。

序盤の下り坂は流れに乗って行ってしまいましたが、それ以外はきっちりペース厳守で最後まで脚を残すことが出来ました。やはりウルトラは自制が重要。

・なりふり構わず体を冷やす

季節外れの酷暑のレースになりましたが、ウエアリングや装備を含めてどう体を冷やすか?が最重要課題でした。上に書いた直射日光を遮ることや、マジクール装備で首筋を冷やしたりなど、自分の努力でクソ暑い!!暑い!くらいに変えることは出来ました。

また、序盤から躊躇なく被り水もして先手先手で手を打てたのも良かったと思います。

今回のように一歩間違えば完走が危うくなるコンディションでは、見た目がどうこうというのは本当に実力がある人にだけ許されて、見栄えは気にせず打てる手は全て打つべきだと感じました。今回は暑い場合でしたが、寒い場合も一緒ですね。

ウルトラマラソン然して走る

今振り返ると、去年の柴又はフルマラソンの延長で走って失敗しました。なので、今回はウルトラマラソンらしく走ることを意識しました。

ウルトラマラソンらしいって何じゃ?って話ですが、目先のペースを追わずにトータルでまとめるように考える・エイドでしっかり休憩して補給を怠らないなどです。それが行きつく先は、落ち込みを最小限にするってことになります。

ペース的には走れて当たり前のペースなのに、それが維持できなくなるのは何らかの不調が起きるせい。その要因を徹底的に潰していくのが重要だと思いました。

・疲れた脚で走る練習

おススメされた脚を潰してからのロング走の練習でしたが、終盤の粘りに大きく寄与したと思います。

自分でも驚いたのが、レース最終盤に10 km近く登り坂を登ってからの下りでしっかりスピードを出せたこと。70 km走ってからの最後の1 kmのラップがレース中最速って、今までの自分では考えられないです(笑)

精神面・肉体面の両面で効いた練習だったと思います。なかなかやれるチャンスがないけど…。

・ウルトラ向けの調整

市川パパさんから頂いた資料を元に今回調整を行いましたが、バッチリでした!

レース前の練習でも調子の良さは感じていたので、理論と経験に基づいた調整は流石だと思いました。

フルはフル、ウルトラはウルトラでしっかりやり方を変える必要がありますね。

 

結果的にチャレ富士では打った手が全てハマり、厳しいコンディションでも目標達成することが出来ました! お天気は変えられないので、自分の努力で何とか出来る部分を何とかしたって感じですね。

一方で、柴又に向けて改善した方がいい部分もありました。

・減量

アップダウンもありましたが、出来るだけ脚の負担を軽くする方策は取るべき。今回は全く体重を減らせないまま走ってしまったのもあり、しっかり体重を減らして臨みたいところ。

って、フルマラソンと同じこと言ってますね(;'∀') 私の永遠の課題だ…。

 

・柴又までどうするか

4/30のOTT、5/13の仙台ハーフとレースが続くので、鍛えるようなロング走を入れるのは難しい感じ。レースをポイント練習のように使って、走力の向上には努めたいところ。

となると、体調を維持しつつ体重をコントロールするのが現実的な策かな?と思います。あんまり食事制限するのは好きじゃないんだけどね…。

いずれにしてもそこまで時間は無いので、調整も含めてしっかり準備して行きたいと思っています。