北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

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【大団円の】柴又100K (その⑤:81 km~ゴール後)【ゴール!!】

今朝は健康診断。去年も柴又終わった週に健康診断を受けたんだけど、幸い異常は無し。

今年は100 kmだからどうですかねー。何ともないといいんですけど(;´Д`)

あ、レース後から暴食を続けてましたが、体重は減ってました(笑) ずっとランオフだからね…。

流石に明日から復帰しようと思っています。

 

柴又のレポも今日で最終回。レポも長い道のりだった(笑)

レースレポ:柴又100K 2018 (100 kmの部)

・81 km~90 km (60'13, Ave. 6'01)

ずっと体を冷やしてくれていた向かい風でしたが、時折強く吹くようになり始める。

昨年はずっと風に悩まされたので、それに比べれば全然マシではありますがキャップが飛ばされないように注意しながら…と思っていたそばから早速吹っ飛ばされる(;´Д`)

幸い水を吸っていたお蔭で遠くには飛ばされませんでした(笑)

 

スタート時から雲一つ無い快晴が続いていましたが、この位の時間帯になると雲が出てきて、時折太陽も隠れる時間帯が増えてきました。

陰っている時は走りやすくて良いんだけど、再び顔を出した時がシンドい(;´Д`) 陰ってくれれば水はそこまで被らずに済んだんだろうけどなー。

 

そうやってポクポク走っていると、83 km辺りで見慣れたはてブロノースリの後ろ姿が…あれ?Macさん

交わすにしても早すぎないか…と思って、思わず出てしまった言葉が"Macさん、なにしてるんすか!!"

今思い返すとフルの距離走ってきた人に言う言葉じゃないですね。むっちゃ反省してます…。

丁度エイドだったので、給水・被り水しながら他のランナーの情報交換。

引っ張りましょうか?と言おうかとも思いましたが、まだ20 km近くある状況を考えるとマイペースで行って貰った方が無難だと思い、"行ってきます!"と先行することに。

 

80 kmに到達するまでの貯金が2分半弱あることを考えると、これからの距離はエイドでの休憩を含めてキロ6で大丈夫。ただ、1 kmごとに手動でラップを取ると気持ちが焦ってしまいそうなので、2.5 km毎の計測マットで15分というのを目安にしていました。

体感の巡航ペースは5'50程度。脚はだいぶ前から重たいですが、このペースならまだ十分維持できる。

まずは普段のjogで走る残り15 kmまで何とかやっつけよう!という意識で。

最後まで怖かったのが、土手の上り下りで変なアクシデントが起きないかどうかでした。

 

遠くの景色を見ると、やっとスカイツリーが見えてくる! まだ残りは12 km近くあるけど、去年もこのスカイツリーが見えて帰ってきた!!って気持ちになったのを思い出しました。

三郷のチーム50ののぼりのアメブロ応援隊にも、"はてブロも応援してー!"と応援をリクエストしたり(笑)、枯渇しつつあるエネルギーをどうにか外から貰おうとしていました。

 

もうちょっとで残り10 kmってところで、前にブルーのはてブロTが見えて、誰だろう?とちょっと頭を捻る。

ウエア的によねランさんかも?と思いましたが、確信が持てないので並走しながら確認。ああ、間違ってなかった(笑)

"あと10 kmちょっとなんで頑張りましょう!"とエールを送って先へ。丁度土手の登りだったので、必死に登りました(・∀・)

少し走ると90 kmの計測マット。この10 kmは60'13と貯金を少し使ってリードを保つ。

いよいよ残り10 km!!

 

・91 km~ゴール (60'07, Ave. 6'01)

泣いても笑っても残り10 km。

この辺りまで来ると、60 kmのランナーもまばらで100 kmのランナーはほぼ見かけない(笑)

結局49 kmのエイドからゴールまでに交わされたのは1人か2人だけで、あとは一方的に抜いていく展開でした。

 

向かい風がますます強くなり、とにかく前傾姿勢を維持。

腹筋の使いすぎなのか時折差し込みが来て苦しむも、ペースが緩いので影響はそこまで無し。

柴又で風が吹かない事はない!と思ってしっかり体幹強化に励んてきたけど、ちゃんとやった甲斐がありましたね(`・ω・´)ゞ

 

ここまで来ると、沿道の応援も"お帰りー!"とか、"残りあと少しだよ!"とか、分かっている人だと"サブ10行けるよ!!"とか、一つ一つの言葉が本当に力になりました。

今回もスタートからゴールまで、ほぼ応援には手を上げて"ありがとうございます!"と応えることができました。100 km走ってもそれが出来たのは自分を褒めてあげたい(*´∀`)

 

しかし、残り10 kmを切ってから時間の進みが遅い(哀)

キロ6巡航だから普段よりペースが遅いのは分かっていますが、残り距離に6を掛けて、あと何分耐えればゴールだ…と気を紛らわせながら走っていました。

それでもチャレ富士の最後10 kmよりは遥かに楽だったので、とにかく脚を、体を前に運び続けることだけを考えて。

 

そうやってテクテク走り続けると、やっと周りも見慣れた景色に。

残り2 kmの時点でサブ10までのリードは2分近くあったので、急なアクシデントさえなければ…とまだ油断できず。

サブ10を確信したのは残り500 mくらいになってからですね(笑)

遠くに会場が見え、今年は最後に土手を登らなくていいのか!と少しだけ嬉しく思いつつ、ラスト1 kmは満面の笑みで走っていました。もうウイニングランでしたね(*´∀`)

 

ゴールゲートへと誘導する柵が見えると、その先には先にゴールした弟が"ラストー!!"と叫んでいる!

やっと帰ってきたぞー!

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タイムは、

グロス:9:57'58 ネット:9'57'53

初めての100 kmでサブ10、そしてウルトラマンになったぞー!!!

 

・ゴール後

 完走メダルをかけて貰って出口に向かって歩いていると、思わずこみ上げてくるものが…しかし、おいやんさんが涼しい顔で待っているのが見えて、慌てて平静を装う(笑)

60 kmを完走したbirdさんやアクシデントでリタイアした古本屋さん・市川パパさんに完走&サブ10を祝福して貰い、本当に嬉しかったです。

(皆忘れ物は取りに戻ってきて下さいね(笑))

 

その後、弟(このお天気で100 kmを9時間33分で走り切ったとか…)と共に両親の元へ。

兄弟揃って100 km走ると言った時は呆れられましたが、無事完走できてホッとしました。

擦りむいた場所の応急処置をして、17時半には会場を離脱。帝釈天参道の蕎麦屋で打ち上げをしてから帰宅。ビールで乾杯でしたが、写真を取る気力も無く。

一応柴又駅に戻るタイミングで飲み屋で、はてブロの面子は居ないかなーと思って中を覗いていましたが、養老乃瀧はチェックしていなかった(;´∀`)

本当に皆さん朝から長い一日をお疲れ様でした!!!

目標を達成できようができまいが、あの日レースに参加した皆が勝者です!!!!

 

明日最後に色々思ったことを書いて柴又のレポを〆にしたいと思います!