北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

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【想定通りと】第71回富士登山競走(五合目コース)(その②:馬返しまで)【想定外と】

登山競走後に特に理由なく実家に帰ってきておりますが、この辺は台風は殆ど影響ありませんでしたね…昨日ランオフする必要は無かったかも(;'∀')

今朝は15 kmjogして、自分の家に帰宅してから2部練の予定です。ここ2日の暴飲暴食の帳尻合わせをせねば…。

さて、レポですが来年大挙して参加するであろう五合目コースの方向けに個人的なポイントを書いていこうと思います。役に立つかどうかは不明(;'∀')

 

レースレポ:第71回富士登山競走(五合目コース)

・スタート~浅間神社(4'31-4'36-4'50:13'58)

8時半にいよいよ号砲! スタートロスは30秒くらいかな?(実際には23秒だった模様)

想定よりも時間が掛からずスタート出来てラッキーでした!

 

富士登山競走のブロック分けはDブロック:以前参加したことのある人、Eブロック:初参加の人ということで、中央通りから左折するまでは前のブロックのランナーを捌きつつ。最初の400 mくらいは平地なのでスピードも出てしまう(;'∀')

ブロックの右側に並んで有利だった点は、左よりも気持ち人の密度が低い感じがしました(個人の感想)。決定的な理由では無いかもしれませんが、特に理由が無ければ右側に陣取っておいて損はないと思います。

左折して浅間神社に至る道に入るとだいぶ走りやすくなりました。最初の1 kmは4'31とレースだとしても突っ込み気味の入り…自重するとは何だったのか(-_-;)

 

浅間神社まではスピードを出して走れる坂なので、体の感覚に任せて登って行きます。

2 km目は完全に登りに入っていますが4'36。ここは完全にオーバーペースでした(;'∀')

この辺の走りは下記のYoutubeで見られます。(私は3'25~35辺りで通過)

www.youtube.com見て貰えば分かりますが、全体的に太すぎですね私( ;∀;)

今回はウルトラ後の回復もあって口で言うほど減量に取り組めませんでしたが、来年山頂を走るなら冬場の体重くらいは最低ラインで落とす必要があると思いました。

腕振りが外に開いている感じですが、しっかり呼吸のリズムを作りたかったので胸郭を開く意識で走っていました。これは和田峠・馬返し試走共に上半身が上手く使えていない感じがあり、呼吸や走りのリズムを出すために多少大きめの動きで。

不格好ですが、試走時より早く楽に走れたので効果はあったと思います。

 

また、この動画から分かるようにボリュームゾーンは私が通過してから30秒後くらいから始まるので、大体キロ5~の印象。実際にはこれ以降はもっとバラけるんですが、常にボリュームゾーンの前で走ることを意識した方が良いと思います。理由は後述。

 

ここの坂を登り切って左折すると浅間神社まで300 m程の平坦な道(そしてこのレース最後の傾斜のない走路でもあります)。

ここまで早いペースで来ている自覚はあったので、少しピッチを緩めて一息つくことに。

右折して浅間神社に入ったところで1回目の給水。水を被ってアクエリアスを一口。

ここで3 km通過が13'58。スタートロスが想定より少なかったので、想定ラップよりも30秒以上早い通過でした。

 

浅間神社~中の茶屋(5'03-5'25-5'33-5'54:21'55)

スタート前は曇りで最高の条件だったんですが、スタート直前になって顔を出した太陽の日差しのお陰で日光を浴びると汗だくに(;'∀')

3 kmしか走っていないのに既に腕には汗が噴き出る状態。それだけにこの区間の木陰には助けられました。ただ、風は微風だったので熱は体にこもりがちに…。

試走時もしっかり走れた区間だったのであまり心配はしてなかったんですが、普通に走っていてもガンガン抜かれて少し心配になる(;'∀')

序盤の3 kmを突っ込み過ぎたのが一番の理由だと思いますが、これでも試走よりも早いペースで走っているので、本番はやっぱり違うなーという感じです。

 

中の茶屋までは6分台は見ない!という気持ちで走って、ギリギリペースはキープ。この辺は自分の走りにしっかり集中出来てました。

脚は重くなりつつありますが、試走時より精神的には楽で何とかいいペースで行ける!!と気持ちを持たせながら。

中の茶屋では少しだけ歩いて給水。ここでも水を被ってアクエリアスを一口。

ここまでの経過時間は35'53。ここでも想定ラップとのリードを広げて1分以上早い通過。

 

・中の茶屋~馬返し(6'10-6'55-8'00-5'57:23'02)

試走では苦戦した中の茶屋から馬返しまでの区間

試走時は重い体を何とか引き上げるような走りでしたが、この日は比較的脚のバネをしっかり使って自分比では軽快に走れていました。

ただ、この区間でも後ろからバンバン抜かれていく…本当にこんな走りで大丈夫なのか?と疑心暗鬼に陥るも、試走時より自分は明らかにいいペースで来ているので皆訓練されてるってことですね(;'∀')

 

一点、事前準備で失敗したことがあって、この日のシューズのウエーブエンペラーJAPANは最近短い距離のレースでしか履いておらず、そういう時の紐の締め方は割とキツめ。

今日もその調子で紐をキツめに結んでしまい、足裏に血液が巡らず痺れてくる感覚(;'∀')

やってしまったー!!と思いつつも、何とか接地の仕方とかで上手く解消できないか試すも無駄な努力でした( ;∀;)

大石茶屋を超えた10 km付近で足裏の違和感が限界に達したので、急な勾配のところはパワーウォークを入れることに。これは覿面に効いて、馬返し過ぎる頃には痺れは解消しました!

結果的に試走時にも馬返し手前の急勾配は無理して走ること無いなーと思っていたので、戦略的歩きを挟みつつ馬返しを目指すことに。登山パートが不安だったので、少しは脚を残しておきたいっていうのもありました。

 

試走時は脱水が原因と思われる頭痛があったりしましたが、この日も若干ハンガーノックっぽい感じがあり。普通のロードレースじゃまず出ないんですが、やはりそれなりの坂を登ってきている影響なんですかね?

試走時に気になった道の悪さは本番では殆ど気にならず。やはり一回試走してこんなもんだと分かっていたのは重要かもしれません。

それ以外にもこの位/感覚でOKって言うのを知るためにも、初挑戦の場合は一度は試走に行くことをお勧めします。後半の脚が一杯になる感覚は100 kmウルトラの終盤ともまた違う感じだったので、経験しておいて損はないです。

 

そしてようやく見えた馬返し! 柵を超えてから歩きながら落ち着いてジェルと塩熱サプリを補給。そして計測マットを踏んだ時間が1:02'55(グロス:1:03'18)!!

ほぼ想定通りの63分で馬返しを通過して、走ったことのない五合目までの区間に挑みます!

 

今日はここまで! 明日はゴールまで行きます!!