来年の富士登山競走に向けて
レースから1週間経って、少し前向きに受け止められるようになって来たので来年に向けて。
五合目までのレースだったけど、昨年比で3分縮めた(2時間1分→1時間58分)ので参考になる部分もあるかと。余裕度も全然違ったからね(;´∀`)
・練習
ポイント練習の傾斜15%で1時間のトレッドミル(週1)とスタート~馬返し&五合目~山頂の試走2回の効果は間違いなくあったと思います。
馬返しまで余力を持って歩かずに済んだのはトレッドミルの効果が大きかったと思うし、試走で登山区間の脚力は間違いなく鍛えられました。
登りっぱなしという特殊条件のレースだけに、ある程度特化した練習は必要になってくると思う。
ただ、その基盤になるようなベースの走力・心肺能力は当然必要なので、ここもサボらずにやって行く必要有り。
1000 mインターバルや400 mショートインターバルなど、ある程度出力に振った練習は効果的だったように感じました。
ロード区間でというよりも、馬返しから先のトレイル区間で出力に余裕があったのは結構重要かも。去年はバテバテでパワーハイクに徹したところを走れたのは、かなりのタイム短縮に繋がったと思います(渋滞があった上でだし!)
また、去年のレース後には背中などの筋肉痛に悩まされましたが、今年はしっかり補強をして臨んだせいかダメージはほぼ無し。
不安定な路面を走るからこそ、補強はやっぱり欠かせませんね。
去年は柴又100Kから準備時間が短く、十分練習が積めてなかったなと。
その分今年は仙台ハーフ終了後から徐々にスピードと心肺を磨いていって、OTT後から本格的な登坂対策を始めたので、スケジュール的には良かったと思う。
やはり段取り9割ですね。
・装備
五合目コースならジェル1つで十分なのは去年と同じ。
ただ、メダリストのコーヒー味はちょっと合わなかったかなー。少し胃に来る感じがあった。ただ、カフェイン入りのジェルは普段レース中盤に摂らないからね。
ジェルに貼り付けてた塩熱サプリが汗で溶けてしまったのは想定外だったけど、足攣りの兆候は全くなし。攣り部じゃないし(笑)
それだけに山頂まででどのくらい必要か図りたかった部分もあったけど、致し方なし。
来年も今年と同等の準備で臨むと思います。
ウェアリングは全く問題なし。シューズ(ウエーブエンペラージャパン)も来年まで引退が持ち越しになってしまった(笑)
ただ、去年ほどじゃないけど中ノ茶屋過ぎてから右足先に痺れが出てきたので、もう少し紐の結び方は加減が必要かも。
レース前の食事もいつものレース前と変わらず。
昼からカーボを入れて、朝もおにぎり&パン。登山のカロリー消費に耐えられるか!?と弟と話しをしていたけど、5五合目までなら杞憂でした(;´∀`)
・レース戦略
来年も余裕をもって五合目を2時間切って通過するために。
出来れば馬返しまで60分くらいを狙いたいけど、ある程度五合目までの区間でも巻き返せることが分かったので、ある程度余裕を持っても大丈夫。
一般的にはやはり65分以内での通過は必須じゃないかと。馬返し以降を55分ってのは、結構な走力を求められると思うので(ロードランナーであれば)。
混雑の度合いも変わってくるし、馬返しまではある程度頑張ることは避けられないっすかね。渋滞は周りのランナーとの走力の相対度で決まってくるので、やっぱり文句を言わずにロードの力を上げていく他無いと思う。
来年も同じように走れる保証は無いけど、レースの進め方としてはほぼ完璧だったと思います。
総合的にはやっぱりしっかり準備すると違うなーという印象。
去年はある程度出し切っての2時間1分だったけど、今年は余裕を持って(気持ちも乗らなかったし…)の1時間58分は時計以上に差がある。
レース前にちゃんとシーズン中レベルまで体重も落とせていたし、コンディションが整えばこのくらいは十分やれることを確認出来たのは大きい。
今年も十分完走の目はあったと思うけど、来年もう一段上のタイムを狙うチャンスだと思って備えていきます。
でもやっぱり山頂まで行きたかったなー!!!!!
またクリック合戦からだと思うと気が重いですが、何とかやり遂げたいと思っています。
来年は今年の五合目クリア勢も参戦するだろうし、戦々恐々です。。。
でも、試走するんだったら誰かと一緒の方が確実に良いと思うので、皆で切磋琢磨しましょう!