北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

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北海道マラソンの総括とサブ3.5に向けての戦略

今日は送別会なので早目の更新。何回送別会を開いて貰っているか分からない程だけど、飲むのが好きだと知られているからねー。

 

 

昨日までの北海道マラソンのレースレポで色々と振り返りましたが、それらを踏まえての総括を最初に。

 

・レース運営に関して

流石に30回も開催しているだけあって、配慮が行き届いていたと思います。

不自由や不便を感じる点は殆ど無く、これだけの大規模な大会にも関わらず、快適にレースへ臨むことが出来ました。

札幌自体も好きな都市の一つなので、チャンスが有ればまたエントリーしたい。

唯一問題があるとすれば、ファンランをEブロックに入れたことくらいかな…。速度差があって、正直危ないなと感じる場面が何度かありました。改善を願います。

 

・応援に関して

お天気が良かったせいか、何処を走っていても応援の人が途切れることが無かったのは、走る上で本当に励みになりました! 特に新川通の応援は力になりました。

ただ、引っ込み思案な人が多いのか、もっとハイタッチの要求とかしても良いのよーと思ったり(人それぞれだろうけど…)。

ブラスバンドの応援も数か所にあって、その配置も結構絶妙でした。

 

・自分の走りに関して

8月は走行距離・練習内容共に微妙だったものの、レースでは目標であったサブ4を達成できて、その点では満足しています。

ここに至るまでに5月の仙台ハーフでの軽い熱中症による撃沈や、

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そこからの東根ハーフでのレース時の暑さ対策の実践と分析、

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6月の30 km走での総合的なレースシミュと、

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ある程度段階を踏みつつ夏のフルマラソンに向けて準備を進めることが出来たのが大きいと思います。

どんな状況でもサブ4を達成するためにサブ3.5相当の負荷を練習で掛けていたのも、レース中の精神面の安定には大きく寄与したように感じます。実際気温も想定より低く、レース中はだいぶ楽に楽しく走れました。

 

レース中の心拍数に着目すると、

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前半ハーフは150~165 bpm, 後半は165~175 bpmとなっています。こうして見ても、前半はかなり余裕を持って展開して、後半は(ペースも心拍数も)ほぼ一定で乗り切った感。腸脛の違和感が無ければラストはもう少し追い込めた感じは有り。

前半が安定していないのは追い抜きでの加減速かも…走りのリズムが安定した12 km以降は心拍も安定しているので、この辺りはもう少し巧く走れるかも。

ペースはほぼ5'10前後のイーブンペースで押し切れたので、最後までペースを落とさずに走り切れたのも大きな収穫。

 

次のフルマラソンである"ちばアクアラインマラソン"でのサブ3.5挑戦に向けての戦略を考えると、

・レースペースに対するスピード能力の強化

・レース序盤をもう少し巧く走る

・(後半)自分の脚・体力がどのくらい残っているかの把握

この辺りが今回のレースから改善の余地があるかと思います。

 

・レースペースに対するスピード能力の強化

6月の30 km走をサブ3.5ペースでコンプリートしているものの、あの時点では脚に余力が無い印象。よって、4'55ペースをもう少し余裕をもって走れるだけの走力養成が必要。

→スピード強化のためのRep走をサボっているので、その辺を練習に取り入れる。

 

・レース序盤をもう少し巧く走る

読んで字のごとしなので割愛。

 

・(後半)自分の脚・体力がどのくらい残っているかの把握

今回は30 kmから先に少しビビってしまって、だいぶ余裕残しでのゴールに。もう少し感覚として自分の残り体力を感じ取れれば、タイムの改善に直結しそう。

→普段の練習から最後を上げて追い込む形に。

 

アクアラインまではあまり時間が無いけれども、つくばまでには十分時間があるので、しっかりサブ3.5挑戦に向けての準備をして行きたいと思います。