北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

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【レース回顧】館山若潮マラソン(その③ゴール後まで)【びあー、館山に沈む】

さて、レポも今日で最終回。ささっと書き終えて週末に備えたい。。。

 

館山若潮マラソンレースレポ

・20 km~25 km(4'36-4'40-4'42-4'41-4'45 区間ラップ:23'24)

21 km過ぎのエイドでクリームパンをゲット。そろそろエネルギーが枯渇し始めてくるころなので、半分に切ってあったのを丸々頂く。少し口の中の水分を奪われて、皮が喉にひっついて咳き込んだりということもありつつ、取り敢えず補給完了。

20 kmから先は緩やかな登りが続くのは予習済みだったので、しっかり登るぞ!と気合を入れ直したものの、どうも胃の調子がよろしくない。クリームパンを食べて固形物を入れたせいかな?と思ったので、しばらく時間が立てば大丈夫かなーとこの時点では思っていました(反省点:その④)。

登っているので多少はラップが落ちているものの、30 km付近の急坂に対応するのもあってペースは少し落ち着き加減で良いかなと調整しながら走っていました。この後にあんな状況になるとも知らずに…。

 

・25 km~30 km(4'50-4'51-4'49-5'05-4'56 区間ラップ:24'31)

25 kmも過ぎてちょっと脚が重くなってきたなーと思いつつ26 km過ぎのエイドでスポーツドリンクを取って飲みつつ走っていると、本格的に胃の調子が悪化。ちょっとヤバイかな?と思って咳払いしたところで、何の前触れもなく1回めのリバース…幸い周りにランナーや応援の人が居なくて本当に良かった。

突然のアクシデントで完全に混乱してしまったものの、とりあえず少しペースを落として走ってみて様子見。胃腸の様子は完全におかしいけれども、走れない程では無いと判断して、とりあえず維持できるペースで出来るだけ進むことに。

とは言っても、徐々に体に力が入らなくなって来て、"これはヤバイかも…"と思い始めたのが29 km辺り。とりあえず30 kmまでは頑張ろうという一心でした。

 

・30 km~35 km(5'24-4'56-5'05-5'10-5'24 区間ラップ:25'59)

30 kmの通過が2:18'54と、まだキロ5を維持できれば200分切りは行ける…と心が折れないように前向きに考えつつ、31 km付近の急坂に挑む。正直、奈良マラソンで体験した天理の坂に比べれば全く大した事が無かったんだけど、この体調と足取りでは全く前に進まず。登り切ったあとの下りで少し体力は回復出来たものの、体に力が入らない状況は変わらず。

無駄だとは思いつつもショッツを32 km付近で投入するものの、より一層気分が悪くなって逆効果…。エネルギー切れに近いけど、エネルギーが補給出来ないという手も足も出ない状況に。34 kmくらいでまたリバースしてしまい、ここで完全に心が折れる

 

・35 km~40 km(5'36-5'51-5'43-5'39-5'52 区間ラップ:28'41)

歩いたら動けなくなってしまいそうだったので、とにかく完走すべく脚を前に運ぶ。景色も応援も殆ど目/耳に入らない状態でしたが、コースが平坦に近いこともあって何とか。ここまでボロボロなのは初めてだなーと思いつつ、これまでのレース運びの見通しが甘々だったな…とこの時点で大いに反省。

 

・40 km~ゴール(5'42-5'37-2'16 区間ラップ:13'35)

40 km過ぎで見たことのあるウェアの男性に抜かれて、ごいさんだ…と気付きはしたものの、声を掛けられる状態では無く。ここで時計を確認すると、このペースなら何とかサブ3.5でゴールできそうな感じ。この気候とコースで最後までしっかり走り切れているのは凄いな…と思いながら、自分もゴールに向けて何とかもがく。

完全にボロボロのゾンビ状態になりつつも、あと2 km、あと1 kmと何とか距離を消化していって、ようやくゴールゲートが見えるところまで。サブ3.5行けるぞー!と沿道の人から声が掛かるも、スパートが出来るはずも無く何とかゴール。タイムは3:27'09と結果的にはセカンドベストの走りでした。

 

・ゴール後

ゴールラインを越えて芝生に倒れ込んでいると、furuhon-yaさんがゴールしたのが見える…声を掛けに行くだけの元気は無かったものの、走り切ったという良い表情だなーとぼーっと思っていました。

10分ぐらい横になったら歩けるくらいには回復したので、とりあえず水分補給をしようと思ったものの体が受け付けず。コップ1杯のスポーツドリンクを飲むのに何分掛かっただろう。。。完走後の豚汁もすぐに食べられそうな状態じゃなかったので、とりあえず着替えるためにイオンタウンへ一旦戻る。

虫の息になりながら着替えを終えて、とりあえず豚汁を貰いに会場に戻る。汁気が多かったので、何とか食べきることは出来ました。バスの出発は16時頃だったので、それまでシートを敷いて芝生の上で横になって体力回復に努める…ということでレース後の一杯は当然無し。16時前までウトウトとしていたら、多少回復したのでバスに乗り込み一路新宿へ…出発したのは良いものの、例の館山道の事故で新宿まで5時間の長旅に。精根尽き果てて帰宅しました…。

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夜の海ほたるは綺麗でした。(やけくそ気味に)

ということで、館山若潮マラソンのレポは以上になります。明日は総括と大反省会をしたいと思いますー。