北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

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【リピ確定】はが路ふれあいマラソンの総括と今シーズンの最終目標

ということで、全4回のはが路ふれあいマラソンレポをお送りしました。今日は全体的な総括をば。

・自分の走り

つくばと今回の5 kmごとのラップを以下に。

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実はラップ自体は25 kmまではつくばも今回も(そこまで)大差なく。まあ、上り基調のコースを考えると負荷が違うっていうのは置いておいて(;´∀`) 顕著な差が出たのは25 km以降の区間。ここだけで2分近く削り出すことが出来ました。

後半は下り基調だったというのも有りましたが、最後まで脚が止まらず走り切れたっていうのが大きかったですね。

じゃあ何で最後まで粘れたか?と考えると、幾つかポイントがあった気がします。

・レース中の吐き気が無かった

つくばの時は32 km以降の吐き気でペースダウンしてしまいましたが、今回は最後まで胃腸の不調は出ませんでした。不調に陥らなかった理由として、固形物(イチゴ)をレース中に摂っていた&補強(レッグレイズ)をこの間ちゃんとやった。って辺りがあるかと。

前者は常に胃腸を動かす作用が効果的だったのかもしれないし、後者は明らかにレース中の姿勢の安定性に寄与していました。アップダウンの激しいコースだったのもありましたが、レース後にくしゃみをすると腹筋にかなりの疲労感が…(笑)ってことで、しっかり内臓を支えてくれたんだと思います。やっぱり体幹トレは欠かしちゃいけませんね。

・走りの安定感の向上

上の話とも重複しますが、レース終盤になっても腹筋の抜けた走りにならず、良い姿勢を保ったまま走ることができました。一つは腹筋をサボらなかったっていうのがありますが、もう一つは背筋を伸ばして沿道の応援に応えていたので、最後まで背中が丸まらなかったというのが有りそうです。

苦しくなると腰が落ちて潰れがちな走りになってしまうんですが、上記2点の効果でしっかり姿勢の維持が出来たのが、終盤でのペース維持に寄与したと考えています。

・本当に温かくて絶えない応援

好走の要因としては、これが一番大きかったです!

どうしても大きなレースだと声援を受けても、自分の方に向いてないんじゃ?と思ってしまうことがあると思いますが、この位の人数規模(2200人程度)だと、走っている最中に確実に自分に向けて声援を送ってくれている!って言うのがよく分かります。それが42.195 kmほぼ絶えることなく続いたら…それは頑張るしかないでしょう!!

老若男女問わずにこれだけの応援を受けて走れるっていうのは、本当に幸せだなーと思いながらのレースでした。

 

レース前に脚の不安が出てどうなるかと思いましたが、結果的には良いテーパリングになってのこのタイム。ただ、コンディショニングには今まで以上に気を払う必要があると再認識しました。練習内容も含めて、しっかりメリハリをつけてやっていく必要がありますね。あ、ちなみにレース当日の体重は64 kg丁度でした。つくば後は疲労回復優先で食べていたのと、レース当週にあんまり走れなかったのを踏まえれば十分ですかね。

・レース運営に関して

大会規模としては小~中規模ってところだと思いますが、配慮が非常に行き届いていて全くストレスを感じることが無かったです。会場-駅(宇都宮・真岡)往復のシャトルバスの手配やコインロッカー代(私は大型荷物に預けたので受け取りませんでしたが…)、参加賞などなど含めて6000円の参加費は破格だと思いました。イチゴやその他豊富なエイドの内容も含んでますし(笑)

1市4町にまたがるコースということもあって、それぞれの市町村の特徴を出そうとする応援も良かったです。エイドの内容にしても、お囃子の演奏など取ってもここまで充実しているっていうのは初めての体験でした(泣く泣くスルーしたのが殆どでしたが…(´;ω;`))

自治体と住民の連携がしっかり取れていて、それでこその滞り無い運営だと感じました。通常、自治体主導だと住民が付いてこなかったり、参加費が高騰したりとランナーにとっては好ましくないことが起こりがちですが、この"はが路ふれあいマラソン"は極めてランナー目線に近いところで運営が行われていると感じました。この人数規模でこの参加費だと赤字が出ていないか心配になりますが、是非今のままの運営態勢で続けていって欲しいなと思います。

コースは決して楽じゃ無いですけど、人の温かみを感じられるこのレースは是非他の人にもオススメしたいと思います。個人的には来年もリピート確定です(笑)

コースのアップダウンについてもう少し言っておくと、中盤のアップダウンは白川の峠越えよりは楽、終盤の坂は鴻池の坂よりキツいって感じでした(坂はどうしても奈良マラソン基準になる…(笑))。

 

・はが路の走りを受けて今シーズンの最終目標

つくばでサブ3:20、はが路でサブ3:15と来て、今シーズン残すは最終戦の館山のみ。この間、元旦マラソンの10 kmとハイテクハーフが入っていますが、最後の1レースはチャレンジしたいと思っています(故にここで目標達成しておきたかった)。

最終目標は、館山でサブ3:10狙いで行きます。

館山は去年轟沈したのでしっかりリベンジを果たしたい気持ちも強いんですが、しっかり刻んで走ることが出来たここ2レースの内容をしっかり昇華させれば不可能では無いと思っています。(一方で、あとどこから200秒削り出せばいいんだ…と頭を悩ませています(;´Д`))

まずは目の前の1レース1レースを大切に走りたいと思いますが、しっかり目標達成にむけて準備して行きたいと思います。