北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

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【レース回顧】ちばアクアラインマラソン(その②20 km~ゴール後まで)

いやー、筆が進まない進まない。あと、思い出せる記憶が「ツラい」とか「キツい」とかばかりで何を想って走っていたのかと。

そんな感じで昨日の続きの20 kmから先のレポをば。

 

・20 km~30 km (49'13)

メインイベントであったアクアラインを走り終え、空腹と戦いながら後半戦へ。

20 km過ぎでハーフのランナーと別れ、"これからが本当の地獄だ…"と思いつつ歩を進める。中間点(21.1 km)では1:45:13とほぼサブ3.5ペースで来ていて、これはもしかして結構良いタイムで走れちゃうんじゃ!?とかこの時は思っていました。この時は。

 

この時は一時的に風が弱まっていたのと、日差しが強くなってきていたのもあって体感気温はかなり高め。こういう形で地味に体力を奪われていたんですよね。。。

23 km過ぎから足裏が少し痛み始めて、どうしたもんかなーと思いつつペースは落とさずに。幸い5 kmほど走ったら痛みは引いて、代わりに脚が進まなくなってきた(笑)ので、とりあえず30 kmまではしっかり走ろうということで走りを切り替え。

 

30 kmの通過が2:29:05だったので、サブ3.5ペースの30 km走としてはギリ合格。

しかし、ここからが悲惨な12.195 kmの始まりでした。。。

 

・30 km~35 km (27:15)

ここからはちょっと小分けに。

30 kmを過ぎて脚が無くなりつつあって、キロ5を維持できなくなる。これはいわきでズタボロになった時と同じでは?とビビりつつ、出来るだけペース維持に努める。

平坦では5'15前後を維持出来ていたものの、恐れていた後半の難所の坂ではキロ6で体を持ち上げるのが精一杯。ここで完全に脚が無くなりました。

周りのランナーもちらほら歩いている人がいて、ここで諦めて歩いてしまおうか…と悪魔のささやきが頭の中で一杯になりましたが、沿道の暖かい応援の中歩いてしまうのは男が廃る!!と変に意固地を張って、何とか一つ目の坂はクリア。

 

・35 km~40 km (28:55)

脚が終わって必死に体を動かしても5'40前後の維持で精一杯。

35 km過ぎの大エイドの特産品も梨ジュースを一杯貰った以外はスルー。とても見ていける気力がありませんでした。でも、その後の冷凍ブルーベリーはちゃっかりベルトにしまいこんだり。レース後に食べましたが、粒が大きくて美味でした。

この辺りは登って下ってのコースだったものの、脚が無いので下りでも全くスピードが出せず。この5 kmはパンダの被り物をした方と延々と併走していて、パンダが受ける小学生からの大声援を横で聞きつつ、あと○ kmで終わり…と延々と数え続けていて、心の余裕もナッシング。

2つめの坂もキロ6でやっとこさ登り切って、大体難所はクリア!後はゴールを目指すだけに。

 

・40 km~ゴール (12:56)

木更津の市街地に戻ってきて、ようやくもう直ぐゴールだ!!というところで最後の微妙な登り坂。ここまで来たら気合でねじ伏せて、時計にふと目をやると、何だか自己ベストを更新できそうな気配。

脚は動かないものの、最後にちょっとだけスパートしてゴール!! 

終盤ゾンビのようになりつつも、3:38:11と北海道マラソンから90秒ほどベストを更新しました。レースとしては非常に不恰好だったけれども、何故か?結果がついてきたのでとりあえずOKということにしておきますー。

 

・ゴール後

とりあえず、まず生ビールを一杯!! 給水でお腹はたぷたぷでしたが、最高に美味しかったー! (だいぶ飲んでから、そういえば写真撮らなきゃ!と気付きました)

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あとは焼きそばとピーナッツソフトクリームを食して終了。

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帰りがけにピンバッジだけ購入。これ以上Tシャツが増えてもね…。

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以上、ちばアクアラインマラソンのレースレポでした。

とにかくアクアラインを自分の脚で走れるということに尽きます。あのテンションの上がり具合とアドレナリンの出具合は少し可笑しかった(笑)

あと、レポではあまり書いていませんが、アクアラインも含めて応援が途切れることが無く、特に小学生・中学生の集団での応援は本当に励みになりました。地域が一丸になって受け入れてくれるっていうのは、東根もそうですけど走る身としてはかけがえの無い経験です。

後半は辛いけど次回もチャンスがあれば走りたいなー。アスリート枠ならAブロックだしなー。サブ3.5か。。。