北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

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【トレイルランナーの】第71回富士登山競走(五合目コース)(その③:ゴールまで)【凄さ】

今日はkana先生のヨガ教室。ただ仕事が炎上中(自業自得)なので、時間通りたどり着けるかどうか…。

さて、今日のレポは問題の馬返しからの山道パート。4.2 kmで800 m近く登る山道に対応出来たのでしょうか。。。

 

レースレポ:第71回富士登山競走(五合目コース)

・馬返し~五合目ゴール(3'49-12'28-14'33-15'00-12'10:58'00)

馬返しまでは想定ラップで進み、いよいよ未体験の山道パートに。

試走時より体力的な余裕はあるものの、どういう道のりか分からない不安もあり、とりあえず周りのランナーの流れに合わせて進む。

 

馬返しから1合目・2合目まではちょこちょこ走れるところがあるので、周りの動きに合わせて走れる場所は走る。ただ、浸透桝のヘリを走るのはちょっと怖いですね(;'∀')

あと、結構シングルトラックになる場所があるので、馬返しまでに時間がかかってしまうと渋滞にハマりそうだなーと。

それでもこれから五合目コースに挑もう!って人は走力のある方が多いので問題ないと思いますが、来年の山頂コースではちょっと心配ですね。。。

 

レース全体で一番キツかったのがこの辺り。エネルギー切れ気味かつ体の熱も逃げていかず、汗止めで頭に巻いていたBuffから汗がボタボタと流れ落ちる状態。

こんな状態でも周りの流れには付いて行けていたと思うんですが、時たま後方から凄まじい速度で駆け上がっていくランナーもいて、こういう人はトレイル慣れしていて別の景色が見えているんだろう…と思いながら。

実際レース前のネムネムさんのコメントでも馬返し-五合目で50分とか書いてらっしゃったように、ロードランナーとトレイルランナーでは走れるコースラインが違うんでしょうね(;'∀')

私はただのロードランナーなので、無理せず走れる範囲で前を追走していきます。

 

 

2合目終盤辺りになると完全に山登りの様相になりはじめる。

とにかく段差の小さいところを探して、膝に手を突きながら体を引っ張り上げる

レースの総距離が15 kmで、馬返しまでが11 km弱なので4 kmちょっとの登りで1時間の計算。にしてもこんなに歩いていて≒早めの山登りで良いのかと不安になる(;´Д`)

実際山道パートでは時計を確認する意味が感じられなくて、一心不乱に脚を前に出して体を引き上げる作業だけでした。ここも、試走してだいたいこのくらいのタイムで。って目安を作っておいた方がよかったのかもしれませんね。

 

3合目で最後の給水。ここでも水を被ってアクエリアスを一杯。

ここまで来ると1合目~2合目辺りで感じていた体の熱感や空腹感も無くなり、体調自体は回復基調に。あとは単純に標高が上がって涼しくなってきたのも効いたのかもしれません。

序盤は抜かれることが多かったですが、この辺から逆に前を進むランナーをパスすることが多くなる展開に。山登りに体が慣れてきたお陰かも?

 

ゴールが徐々に近づくにつれ、道の脇で脚を伸ばしているランナーの割合が多くなる。見たところ脚攣りが大半で、捻挫の治療を受けている人も居ました。

幸い自分はこれまでのレースで脚攣りの経験が無いように、今回も脚攣りやけいれんの兆候は全く無し(それだけ追い込めてないってことなのかもしれないけど…)。

 

上にも書いた通り、山道パートでは膝に手を突きながら登ることを常に実践しました。

これは脚の力だけに頼らずに、全身の力で登っていくためです。これもあって、脚に関するアクシデントは上手く回避できたと思います。

一方で、常に極端な前傾姿勢になるため、レース終盤は背筋の疲労感が半端なかったです(;´Д`)

これもまずロードレースじゃ味わえない疲労感ですね(笑)

ただ、足をすべらせての捻挫のリスクはゴールまで分からないので、一歩一歩確実に。

 

そんな感じで終盤は勢いを取り戻し、ガンガン登って行くと時折いらっしゃる応援の方から、"あと1 kmだよ!"とか"あと15分でゴールだよ!"とか声援を頂く。

1 km毎のラップは一応確認しているものの、最初から最後まで適正ペースで進めたのかは分からず仕舞いでした(;'∀') 総括でも触れますが、もう少し追い込んでもよかった?のかもしれません。

脚も体もそれなりに辛くなってきますが、周りのランナーとお互いに声を掛けて励まし合いながら残りの距離を突き進む。残り500 mくらいの道のりはYoutubeで予習していたので、そこまで自分が来た時はおおっ!!とかなり嬉しかったです(笑)

一旦舗装路に出てから、最後の300 mを再び登る。この時点で2時間切りは惜しかったなーという感じでしたが、十分想定以上の走り。佐藤小屋の前の傾斜を駆け上がって直ぐの場所が五合目のゴール!!

グロス:2時間1分18秒 (自分のGARMINでは2時間0分55秒)

想定以上の盤石の走りで来年以降の山頂コースへの挑戦権getしました!!

 

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五合目から見る裾野の景色は本当に綺麗だった…ここまで自分の脚だけで来たんだ!!

 

コース風景は(id:AKARI_PAPA)さんのブログが参考になります!

akari-papa.hatenadiary.jp

akari-papa.hatenadiary.jp(リンクに問題があれば削除しますので、お知らせ下さい)

 

明日はレース後の徒然と総括をして〆たいと思います!