北九州市民のランニング備忘録

仙台から始まり東京を経由して九州に至った大学教員がランニングについて書くブログ。目指すはグランドスラム! (残り:サブスリー)

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【レースレポ】北海道マラソン2018(その④:21 km~ゴール)

週末の雨で予定していた山行はどうなるかなーという感じですが、とりあえず準備だけ。

一時の〆切地獄からも開放されたので、レポをドンドン進めて行きます! 今日はゴールまで!!

 

レースレポ:北海道マラソン2018

・21 km~25 km (24’15, Ave. 4'51)

右折して新川通りに入ると、予想通りの強い向かい風(;´Д`) 周りのランナーも一様に進む速度が一瞬落ちるのが見て取れるレベル。

折返しまでの6 km弱はとにかく我慢だな…と思いながら、風よけになってくれそうな人を探しつつ進行。

 

確かハーフの手前あたりで男子の先頭集団とスライド!

今年は対向車線を見る余裕はあまりありませんでしたが、中本選手が集団にいるのだけは確認できました。

そして直ぐに自分もハーフの通過でタイムは1:41'57。調子が良ければ狙おうと思っていた3時間20分はペース的にも無理無理で、コースベストの3時間26分を切るのが現実的な目標だなーと再確認。

ただ、前半と同じだけの走りをする余力は無い感じ。やっぱりフルマラソンは厳しいなー(;´Д`)

 

続いて女子のトップ選手ともスライド。鈴木選手・前田選手辺りは確認出来ました!

個人的には鈴木選手が道マラを走ると聞いて、嬉しかったので(練習本拠が近い・旧帝大出身の親しみなど)何とかMGCの権利を取ってくれ!!と思いながら。

 

相変わらずの向かい風で脚とエネルギーを使わないようにと意識しながら、無理にペース維持はせずにスライドする皆さんを探すべく。

おいやんさんは相変わらずの軽い走りで早めにお互い発見(この時から撃沈気味だったとは…)。きなともさんは給水のタイミングだったので、声がけが遅れましたが何とか気づいて貰えて、続いてじぇーてぃーともスライド。前を行く2人とは結構距離が離れてしまって、これは追いつくのは難しいな…とこの時点は思ってました。

 

いい加減向かい風に抵抗するのも疲れてきて、折返しはまだか…と半死半生のところで25 km通過。この5 kmは向かい風でちょっと落ちて24'15。それでも思ったよりは走れてましたね。

 

・26 km~30 km (24’54, Ave. 4'59)

25 km過ぎでやっと新川通りの折返し。向かい風が追い風になるなんて甘いことは無く、相対的な風が無くなって体温が急上昇(;´Д`) くそ暑い…。

折り返して直ぐはまだ元気があったので、向こうから走ってくるICHIZOさんは見つけられて声を掛ける。

 

これ以降は脚と体力が一杯一杯になりかけている感じでひたすら我慢の走り。

対向車線の方に目線はやっていましたが、スライドするランナーを探す余力はありませんでした(;´Д`) ここまで追い込まれたのは3年目にして初めてかもしれない…。

昨年大轟沈した水戸の時も30 km手前で脚も体力も無くして、最後は歩くようなペースでゴールを目指す羽目になったのが一瞬頭に浮かぶ。

あの時ほど急激にダメージが来たわけじゃないけど、ズルズルと巡航ペースは低下。キロ5を超えるラップが出始めて万事休すか…と思うも、とりあえず30 kmまでは練習のつもりで耐えて走ろうと切り替える。

 

この間、Svolmeさんのコーラエイドで喉を潤したり(フルでコーラを飲むのは初めて!)、何か普通とは違う精神状態でした(笑) 練習が積めてないとこういうことになるんですね。。。

 

そしてたどり着いた30 kmの計測マット。この5 kmは24'54とかろうじてキロ5死守。

残りの12.2 kmは敗戦処理だな…とこの時は諦めかけていましたが…。

 

・31 km~35 km (24’37, Ave. 4'55)

30 km超えて直ぐのエイドではスイカ1片とショッツを補給。もうレース的にはダメな公算が高いので、スイカは思い出づくりに(笑)

暫く走っていると、風向きが横風に変わって来て少し体温が下がる感じ。その時は何とも思いませんでしたが、気がつくとペースはキロ5を切って走れるようになり、エネルギー補給の効果かなー(でも数kmしか持たないんだよなー)とか考えていました。

 

ところが、もう何kmか走るとペースは4'50近辺まで回復!

これはもしかして復活した?と思いながらも、まだまだ残り距離があるため慎重に進行。

要因は幾つかあると思いますが、動きも軽くなって進めるようになったので、最後までこの動きを維持できれば行ける!!と気持ちも前向きになってきました。

こうなると前のランナーを交わす一方なので、気分的にも行ける!行ける!という気持ちがドンドン強くなる(笑)

 

残り10 kmを切ってからは本当に調子よく走れて、あっという間に35 kmを通過。この5 kmは24'37とまさかの盛り返し。あまり経験の無いパターンでした(;´∀`)

 

・36 km~40 km (23’48, Ave. 4'46)

ここまで来ると、残り5 kmからはしっかり切り替えて走ってゴールしたい!という気持ちがムクムクと芽生え始める(笑)

ペースも4'50を切って進行していましたが、もう1段は上げられそうな感じ。ただ、30 kmを超えて復活してから、時折左膝の上部がピリッとする感じが(;´∀`)

多分距離を踏む練習をしていないせいだよなーと考えていたので、無理だけはしないように、給水でもまず膝を冷やすことを優先しながら。

 

残り5 kmの看板を過ぎてから走りを少し切り替える。ここまで来ればアクシデントさえ無ければ今のペースでゴールできる!!と過去2年の経験が教えてくれる。

北大の構内に入る辺りで目立つ黄色いTシャツのランナーが前を走っているのが見える…あれ?ぐわぁTじゃん!!

とは言ってもブログ村の人は知らないので、そのままのペースを維持して交わしたら、直ぐさま抜き返される(;´∀`) 凄い余力だ…と思いながら走っていると、40 kmの計測マットが目の前に。

この5 kmは23'48。序盤のペースほどではありませんが、完全に息を吹き返しました!

 

・41 km~ ゴール (9’34, Ave. 4'22)

40 kmを過ぎればあとはウィニングラン! 北大の構内からは人も多く、応援も本当に素晴らしいです(∩´∀`)∩

35 kmからずっと並走していた女性ランナーが、40 km過ぎてから残りを10分切れば3時間25分切れる!?とスパートを掛け始めたので、それに便乗して私もスパート(笑)

程なく最後の給水所付近でじぇーてぃーさんを捕捉! 辛そうでしたが、声を掛けてそのまま前へ。

そのままペースを維持して走っていると、クラーク像の前辺りできなともさんも捕捉! ここはカッコよく決めよう(笑)と、一緒に行きましょう!の声がけと共にハンドサイン。

「来い ロック様」の画像検索結果

(適当な画像が無かったのでロック様。気分はjust bring it!) 

この瞬間は4'10ペースでした(笑)

 

北海道庁舎の脇で名前の分からないゆるキャラをハイタッチして、あの角を右折すればもうゴール!ってところなんですが、最後の直線が思いの外長い(;´∀`)

最後に先程交わされたぐわぁTのランナーの方(ゴール後に確認したらサトさんでした)を捉えてゴール!!

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グロス:3:24:17 ネット:3:23:49

昨年の記録を何とか上回って、薄氷を踏むコースベストの走りでした!!

 

今日はここまで。明日はレース後の徒然と今後について書きます!